カーライフ[2019.10.22 UP]


夏の車中泊での暑さ対策と注意点

夏の車中泊での暑さ対策と注意点グーネット編集チーム

車中泊を利用して旅行するのは、楽しいものです。最近は一人旅で車中泊を楽しむ人なども増えています。この盛り上がりに応えるように、快適に車中泊を行うための便利なグッズやノウハウもいろいろ販売されています。しかし、日本の夏は暑さが強烈です。外はもちろん、家の中でも熱中症になる人がいるくらいの暑さに見舞われます。こんな夏でも快適な車中泊を行うグッズやノウハウはあるのでしょうか。

今回は夏の車中泊の注意点、暑さ対策に関してまとめてみました。暑さをしのぐためのグッズに関してもお伝えしますので、夏の季節に車中泊を楽しむ方はぜひ参考にしてください。


夏の車中泊はとにかく暑い


旅行に行く際に車中泊にすれば、ホテルや旅館を予約する必要がないことや、急な予定変更などにも対応できるので、車中泊が便利です。夏の行楽シーズンにも車中泊をする人が多くいますが、暑さには特に注意が必要です。


日本の夏は危険な時も


日本の夏の平均気温は年々上昇しています。夜間も最低気温25度以上のままの熱帯夜が何日も続くことや、最低気温が30度から下がらない夜も地域によってはあります。
このような気候条件では、熱中症などの健康被害が起きるリスクが大きくなるでしょう。


暑さが厳しい場合は、中止する勇気も持とう


暑さの厳しい日の車中泊は、無理をしないで、厳しかったら楽しみを次回に取っておくくらいの気持ちで臨みましょう。


夏の車中泊での注意点


夏の車中泊では暑さによって体調を著しく悪くしてしまうことのもあるため、以下の点に注意しましょう。


熱中症に気を付ける


窓を閉め切ったクルマの中では、熱気がこもり熱中症になりやすい状態です。窓をすべて開けるのは、防犯の観点からおすすめできませんが、外からは手やモノを入れられない程度に、窓を開け、風を通すようにしましょう。また、夏のアウトドアでは、虫が入ってくることもあるので、網戸の役割を果たすウィンドーバグネットやレーザーシェードを利用するのも良いです。


脱水症状にならないように気を付ける


車中泊の時は、クルマを駐車している場所などによっては身近にトイレがない場合などがあり、そういった場合は水分補給を控えがちです。しかし、水分補給が十分でないと熱中症のリスクが高くなります。車中泊の時はペットボトルや水筒などを持ち込み、こまめに水分補給をしましょう。また、塩飴やスポーツドリンクなどで塩分摂取も忘れずに行うようにしましょう。就寝直前にまとめて大量の水分を摂取すると、どうしても夜間にトイレのために目が覚めやすくなってしまいますので、夕方から眠る少し前までに時間をかけて水分を補給するのがおすすめです。


アルコールは飲み過ぎないようにする


車中泊でも、夜間にビールや缶チューハイなどのアルコールを楽しむ人もいらっしゃるでしょう。
アルコールは利尿作用があり、身体の水分を奪ってしまいますので、脱水症状のリスクが高くなります。くれぐれもアルコールは飲み過ぎにないようにしましょう。


車中泊でアイドリングはNG


エアコンを入れておくためにエンジンをかけっぱなしにすると、排気ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒のリスクがあります。そもそも、クルマは停車したらエンジンを切るのがマナーです。


車内の換気をする


暑いのでエアコンをつけたままにしたいですが、先ほど述べたようにエンジンを切らなければなりません。窓を閉め切ったままにすると熱がこもってしまい、熱中症の危険性も高くなるので、窓を開けて換気をしましょう。


夏に車中泊をする際の暑さ対策

夏に車中泊をする際の暑さ対策グーネット編集チーム

車中泊の際にできる暑さ対策について解説します。下記にご紹介する暑さ対策はおすすめですので、ぜひ行ってみてください。


直射日光を避けるようにする


昼間日当たりのいい場所は、夜間になってもなかなか気温が下がりません。そのため、なるべく昼間日陰だったところにクルマを止めるようにしましょう。
また、夏の日の出は早い時間ですが、クルマの窓やルーフにかかる直射日光を遮断するグッズなどを装着し、日の出以降の車内温度上昇を抑えましょう。


できるだけ風通しの良い涼しい場所に駐車をする


風通しの良い場所は、体感温度が低くなるのでおすすめです。少し標高の高いところ、海や川のそばなどで景観の良いところを選べば、リゾート気分も味わえます。


通気性の良い素材でできた服装を身に付ける


快適に夏の車中泊を過ごすには、通気性・吸湿性に優れた素材の、あまり身体に密着しないリラックスできる服装が良いでしょう。寝汗をかいても、通気性の良い服であればすぐに汗が乾きますし吸湿性があればベタベタしません。素材は綿がおすすめです。通気性・吸湿性の低い素材の身体にピッタリな服装は、安眠を妨げ、寝苦しい夜が益々寝苦しくなってしまうかもしれません。


暑さ対策に有効なグッズ・アイテムを用意する


暑さ対策として、グッズ・アイテムを事前に用意して、上手に活用しましょう。


夏の車中泊の暑さ対策・快適に過ごせるおすすめグッズ


夏の車中泊において、暑さをケアし、できるだけ快適に過ごすサポートをしてくれる、おすすめグッズをご紹介しましょう。


サンシェード


日差しが強い日本の夏には、もはや必需品といっても良いのがサンシェードです。サンシェードは日光による車内温度の上昇を防ぐのはもちろん、寒さの厳しい時期には保温効果も発揮するタイプもあります。また、サンシェードを装着すると外から車内が見えづらくなりますから、夜間就寝時のプライベートを守り、防犯効果も期待できます。


クルマ用カーテン


日中の強い日差しをさえぎり、プライバシーを守ってくれるのがクルマ用カーテンです。取り付けも難しくなく暑さ対策に効果的なアイテムです。


自動車用日傘


自動車用日傘はクルマの上にさす日傘です。人間用の日傘をそのままクルマ用に大きくしたような形になっています。さまざまなメーカーやサイズがあるので、自分のクルマに合う日傘を使用してください。


日よけ虫よけウィンドーネット


日よけ虫よけウィンドーネットは、窓を開けたままでも蚊などの虫が入ってくるのを防いでくれます。また、風を通して虫の侵入を防ぐだけではなく、昼間は日焼け対策にもなる、頼りがいのあるアイテムです。


日よけ兼網戸


日よけ兼網戸を設置すれば、車内のプライバシーを守りながら紫外線を大幅にカットしてくれます。クルマの窓に合う大きさを確認してから購入するようにしましょう。


小型扇風機


電池式・充電式の小型扇風機であれば、電源がなくても使用できます。
車内が狭い場合は、扇風機の置き場所に困ってしまいますが、その場合は可動式のフックやクリップが付いた小型扇風機にすると狭い車内でも有効的に利用することができます。
また、首からぶら下げる紐付きタイプの扇風機であれば、車内から出る際にも持ち歩けるので非常に便利です。

なお、扇風機はサーキュレーターの役割も果たしてくれるため、空気を循環させて換気の際にも役立ちます。


USB充電式小型クーラー


USB充電式小型クーラーは、水を入れると冷風が出てくるタイプが主流になっています。また、水を入れる箇所に氷を投入して、さらに冷房としての効果を上げるような利用のしかたをしている方もいらっしゃるようです。

なお、USB充電式小型クーラーは、充電式なのでエンジンを止めていても使用できますし、コードレスなので持ち運びにも困りません。


インナーシーツ


通常寝袋に利用されるインナーシーツは、単品で使うこともできます。通気性や吸水性に優れている商品や、クールタイプの商品もあり、寝苦しい夜を快適に過ごせます。汗をかいてもインナーシーツは洗濯ができるので、清潔に繰り返し使用することができます。


ボディシート


ボディシートを使えば、寝汗をかいた朝、ベタつき・臭いをふき取って身体を清潔にしてくれます。

ボディシートはコンビニやドラッグストアで簡単に手に入りますし、機能別に、大判・爽快・さっぱり・リフレッシュ・クールなど、いろんなタイプが発売されているため、自分にあったものを選びやすくなっています。


冷却スプレー


冷却スプレーも、最近はさまざまな機能のものが販売されています。

冷却スプレーの種類としては、肌にプシューして冷涼感を体感できるタイプ、シャツやタオルを冷たくするタイプ、虫よけ効果もプラスしたものなどがあります。香りも爽やかで涼しさを感じるものばかり。車中泊に1本は持っていきたいですね。


夏の車中泊はグッズをうまく使って上手に暑さ対策をしよう


夏の車中泊は、エンジンを切ってエアコンを利用できない状況で、いかに快適に過ごせるかが成功の鍵を握ります。まず熱中症・脱水症状に気を付け、換気をしっかり行います。

直射日光を避け風通しのいいところに駐車し、服装も通気性のいいゆったりしたものを選びます。虫の侵入を避け防犯にも役立つアイテムや、小型の扇風機やクーラー、ボディシートなども心強い味方です。

夜間に入っても気温が30度を下回らないような猛烈に暑い夜は、車中泊をきっぱりあきらめる勇気も必要ですが、今年の夏は暑さ対策をしっかり行って、今まで以上に快適な車中泊を楽しみましょう。



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