カーライフ[2019.10.21 UP]


軽自動車で長距離ドライブはできる?長距離運転向け軽自動車と運転のコツ

軽自動車で長距離ドライブはできる?長距離運転向け軽自動車と運転のコツグーネット編集チーム

現在、クルマの買い替えをお考えの方で軽自動車を検討している方も多いでしょう。しかし、軽自動車で長距離を運転したいが、「軽自動車は長距離運転に向かない」という意見を耳にして軽自動車の購入を悩んでる方もおそらくいらっしゃるかと思います。

しかし、すべての軽自動車が長距離運転に向かないというわけではなく、軽自動車の中でも長距離運転に対応できるような車種も多く出てきています。そこで、ここでは長距離運転に適している軽自動車の紹介と長距離運転のポイントなどをご紹介します。


軽自動車が「長距離運転に不向き」と言われている理由とは


軽自動車の特性上「長距離運転に不向き」と言われる理由が2つあります。


1.排気量が小さく、エンジンが弱い


現在、軽自動車の排気量は「660cc以下」と定められているのに対して一般的なコンパクトタイプの普通車の排気量は1,300cc~程度となっています。排気量が小さいということは「エンジン出力が弱い」ということなので、軽自動車は普通車の半分以下のエンジン出力しかないことになります。

エンジン出力が弱いとスピードが出にくいため、高速道路や見通しの良い直線でスピードを出す時はアクセルを深く踏み続けなければならず、ドライバーはかなりの労力を使います。また、坂道の登りなどでアクセルを深く踏み込んで走行しても、なかなか速度が上がらず苦労することがあります。このように軽自動車には「普通車に比べると排気量が小さく、エンジンが弱い」、「運転をしていると疲れるポイントに遭遇しやすい」といった特徴があるため、長距離運転をするには少し不向きだと言えるでしょう。


2.狭い分、居住性に難があるため疲れやすい


軽自動車は、大きさに規格があるので普通車と比較して室内が狭いです。特に、運転席ではゆったりとしたスペースがとりにくく、長距離運転では腰や背中が痛くなるケースもあります。短距離の時にはあまり気にならなくても、長距離になると疲れを感じやすい傾向にあります。


軽自動車でも長距離ドライブは十分可能


軽自動車でも長距離運転をすることは十分可能です。例えば、軽自動車で高速道路を走行しても制限速度程度であれば、メーカーの想定する状況でありそのためのテストをクリアしている車両であることが市販車の前提になっているため、故障などの不具合がなければ、問題なく運転することが可能と言えるでしょう。

人によっては「軽自動車で高速道路を走行した場合、エンジンの高速回転が続くので焼き付いてしまうのでは?」と心配する声もありますが、基本的にはエンジンの高速回転が続いても制限速度程度であればエンジンが焼き付くことはないので安心してください。

また、以前までの軽自動車は運転席や後部座席が狭く感じることが多かったのですが、最近では普通車のコンパクトカーとシャーシを共有しているモデルも登場していることなどから、ゆったりとした空間が確保できることから居住性も高まっています。

さらに、軽自動車の安全性能に対して、「本当に大丈夫か?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、最近では衝撃吸収性が優れている軽自動車も登場し、乗車している方の安全性も高まっています。

このように、昨今の軽自動車は「長距離運転に不向き」と言われているデメリットが改善されている傾向にあるので、長距離でも十分に可能になってきています。


長距離運転に向いている軽自動車とは?

長距離運転に向いている軽自動車とは?グーネット編集チーム

長距離運転に向いている軽自動車は主に3つあります。


ターボエンジン搭載の軽自動車


ターボエンジンは通常のエンジンに比べて高出力です。そのためターボエンジンが搭載されている軽自動車なら、通常の軽自動車では不安があった坂道でもスイスイ登れますし、高速道路もストレスなく走行することができます。


安全性に優れた軽自動車


走行スピードが速い高速道路では事故の被害が甚大になる可能性が一般道よりも高いため、緊急自動ブレーキやサイドエアバッグなど高い安全性を備えた自動車がおすすめです。


スポーツ・RV仕様の軽自動車


現在では、スポーツカー仕様の軽自動車の車種がたくさん流通しています。スポーツカー仕様の軽自動車はエンジンが高出力であり、軽快な走りが期待できるので長距離運転にはもってこいでしょう。

また、RV仕様の軽自動車は悪路走破性が優れています。したがって、遠出の際に雪道や砂利道などの悪路に遭遇した場合でも、安心して運転することができます。


ターボエンジンとNAエンジンの違いにも注目


最近、販売されている軽自動車にはターボエンジンかNAエンジンが搭載されている場合が多いため、どちらを選べばいいか迷う方も多いでしょう。長距離を運転する上でもエンジンは重要となりますので、ここでは、ターボエンジンとNAエンジンの違いについて説明します。

・NAエンジンとは
NAとは自然吸気(Normal Aspiration)エンジンのことです。アクセルを踏み込んだ分だけ回転数が増していくので、自分のフィーリングに応じたスロットルコントロールができることがメリットです。
ただし、NAエンジンは出力に限界があるので、出力不足に感じられる場合もあります。制限速度を守って走行するには問題ないですが、坂道を登る時に速度が上がらなかったり、追い越し車線で追い越しをしようとしても力不足でできない、といったケースが生じる可能性があります。

・ターボエンジンとは
ターボとは「過給器」のことでNAエンジンの性能をパワーアップさせる装置のことです。軽自動車でもターボを搭載している車種はたくさんあります。ターボの分だけエンジン出力が強くなるので、坂道を上る時や高速道路の追い越しなどもスムーズに行えるため、走行性がとても優れています。

以上より、軽自動車で長距離運転をすることが多く、NAエンジンとターボエンジンで迷われている場合は、ターボエンジンが搭載されている車種を選択するのがおすすめです。


軽自動車で使いたい「運転疲れ軽減グッズ」


たとえクルマの性能が良くても、長距離運転をすると運転手の疲労は蓄積されますので、疲れを軽減させるグッズを使用することも長距離運転のコツとなります。
ここでは、軽自動車でも使えるグッズを紹介します。


腰痛軽減クッション


長時間の運転により、腰痛になるケースは少なくありません。そんな時は、腰痛軽減クッションがあると正しい姿勢を保つことができます。また、お尻とシートの間にクッションを挟むと座り心地が安定するため、長時間座っても痛くなりにくくとても楽になります。
このように、たかがクッションと言えども長距離運転には欠かせないアイテムですので、事前に購入しておくと良いでしょう。


アロマなどのリフレッシュグッズ


運転中には渋滞に巻き込まれてイライラしたり、眠気が襲ってくることがあります。そんな時は、アロマディフューザーなどのリフレッシュグッズを使用すれば、香りで運転中の眠気防止やイライラ防止をする効果があります。

また他にも、長時間の運転で目が疲れた場合に、休憩時に利用できるアイマスクや目薬などがあると便利です。


長距離運転は休憩も取り入れよう


軽自動車で長距離運転をする際のポイントとして、定期的に休憩をとることも重要となります。目的地に早く着きたいからと言って、休憩をせず運転するのは危険です。長時間運転し続けると、疲れが溜まっていき判断力や注意力の低下が起こり、事故リスクが高まってしまいます。そのため、道の駅やサービスエリア、パーキングエリアなどで定期的に休憩するようにしましょう。

休憩のタイミングとしては、高速道路は2時間走行したら1回(20~30分)、一般道は4時間走行したら1回(20~30分)とされています。
また、休憩の時にはリフレッシュのためにストレッチなどを取り入れると血の巡りが良くなるため、体への負担も軽減できます。


まとめ


軽自動車でも長距離運転は可能となります。とはいえ、普通車に比べると長時間の運転は疲れやすいので、ターボエンジンが搭載された車両など、長距離運転に向いている軽自動車を選ぶと良いでしょう。

また腰痛軽減クッションやアロマなどのリフレッシュグッズがあれば運転中の疲れを和らげることができるので、前もって購入しておくと大変便利です。