「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」のビジュアル(C)2019 映画スター☆トゥインクルプリキュア製作委員会

 人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)シリーズの第16弾「スター☆トゥインクルプリキュア」の劇場版アニメ「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想(おも)いをこめて」(田中裕太監督)が10月19日、新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。

 「スター☆トゥインクルプリキュア」は、宇宙と星座が大好きな星奈ひかるがプリキュアに変身して、宇宙の支配をもくろむノットレイダーと戦う姿を描く。劇場版は、ひかるたちが、言葉は通じないが“うた”で気持ちが通じ合える不思議な生き物ユーマと出会うが、ユーマを狙う謎の宇宙人ハンターが現れる。

 「プリキュア」シリーズはこれまで多様性を描いてきた。ユーマは言葉が通じなくて、最初は考えていることも分からないし、姿も人間とは違う。ひかるや羽衣ララたちは、そんなユーマと絆を育もうとする。特に印象的なのが、ララのユーマに対する強い想いだ。本来慎重なはずのララが、意外な行動に出るシーンもあり、大人もほろりとさせられるはずだ。

 「プリキュア」の魅力の一つに肉弾戦があり、今作もダイナミックなバトルシーンが見どころになっている。プリキュアが戦う宇宙人ハンターは強敵ぞろい。劇場版のみに登場する12星座ドレスをまとったプリキュアがさらに強く、美しくなって、激しいバトルを繰り広げる。いつもの劇場版よりもバトルシーンが多めな印象で、東映アニメーションのお家芸とも言える迫力の映像を大画面で存分に楽しめるのは劇場版ならではだろう。

 ほかにも、絶妙なタイミングで流れる挿入歌、ひかる、ララ、ユーマが訪れるバヌアツ・ヤスール火山やナスカの地上絵、ウユニ塩湖、イグアスの滝などの美しい風景……と見どころが多い作品に仕上がっている。(小西鉄兵/MANTAN)