ドライブ[2019.10.17 UP]


車の助手席に乗る際のマナーとは?助手席でできるサポートや義務・罰則についても紹介

車の助手席に乗る際のマナーとは?助手席でできるサポートや義務・罰則についても紹介グーネット編集チーム

自動車の中で運転席の隣に位置する助手席。この助手席に乗る際に、してはいけないこともあります。

今回は、助手席でのマナーと注意するべきことについて紹介します。


助手席に乗る際のマナーとは


右ハンドルの車の場合、助手席は運転席からから見て左側に位置していますが、実は、法律上助手席でしてはならないマナーがいくつかあります。

運転者がリラックスして運転に集中できるように、話題を提供したり、場合によっては飲み物を取ってあげたり、カーナビの操作を行ってあげることも良いサポートになります。

助手席は自身が運転者とはなりませんから、リラックスしてしまいがちです。しかし、運転者のことを気遣ってサポートしてあげるのがマナーと言えます。

交替で運転しなければならないケースを除いて、助手席で眠るのは避けることが望ましいでしょう。運転手の疲れ具合に素早く気付き、休憩を勧めるくらいの配慮があると、お互いに楽しいドライブとなります。

目的地までの道順や周辺情報など、カーナビに任せっきりでは味気ないドライブになってしまいかねません。事故や突然の工事により、路線変更を余儀なくされることもあれば、目的地がすっかり様変わりし、イメージと違いガッカリ、ということも少なくありません。
助手席に乗っている場合は、目的地への道路状況を含めた周辺情報を積極的に収集して、ドライバーをサポートしてあげることが望ましいでしょう。

運転手の疲れや眠気を緩和させるために、助手席に乗っている人が運転手に話しかけるのも大切です。運転手の反応を確認しながら眠気や疲れがみられるようであれば、休憩を促すなどして、安全運転をサポートしましょう。

しかしながら、運転手に話しかけることが大切だからと言って、運転の妨げになるような口出しはご法度です。速度や車線変更など、危険もなく法令違反でない限りは、いちいち口を出さないように心掛ける必要があります。また、愚痴や他人の悪口など、聞いている運転手が不快に感じるような話題を延々と続けるのも慎みましょう。

運転手と会話をする際には、運転手の苛立ちを気遣い、明るい音楽や食事の話題などで気分転換を促すようにしましょう。


助手席でできる運転中のサポートとは

助手席でできる運転中のサポートとはグーネット編集チーム

助手席で、してはならないことは法律上によるものですが、そうでなくとも、運転者の安全確保を邪魔しないという観点から注意したいことがあります。

その一つが、膝の上にあまり大きな荷物を載せたり、前かがみになったりしないことです。運転者は、後方確認や左側の確認のため走行中に、助手席側のドアミラーを覗きこむことが多々あります。特に、左折時には歩行者や自転車の巻き込みを防止するために、確実にチェックを行わなければなりません。
その際に、膝の上に大きな荷物があったり、前かがみになっていたりしてミラーが覗けないと、左折での安全確認が不十分になってしまいます。

狭い場所への駐車を行う際に、車から降りて後方や運転者にとって確認の難しい左後方をチェックしてあげることです。
もちろん、運転者の技術が高ければ不要なこともありますので、事前に確認するのが良いでしょう。

見通しの悪い交差点で左折する場合、助手席側から左方向と後方向の確認をし、「左オーライ!後ろOK!」などの声かけをしてあげるとスムーズに左折できますし、運転手との信頼関係が深まります。
特に、小さな路地から大通りへ出るとき、あるいは自転車や人通りの多い商店街などでは、積極的なサポートが必要です。
また、目的地の駐車場や実際に駐車した場所など、運転手に任せっきりにせずに覚えておいてあげると、一緒にドライブを楽しんでいるという気持ちが伝わりやすくなるでしょう。


助手席でも関係ある!同乗者の義務と罰則について


気楽に座っていたい助手席ですが、羽目を外しすぎると、助手席に乗っている人の行動によって、交通違反になることもあるので注意が必要です。
助手席に座っていても発生する義務と罰則について紹介します。


シートベルトの着用


一般的には「シートベルト違反」と呼ばれていますが、道路交通法に「座席ベルト装着義務違反」というものがあります。法律上は、運転席のみならず、助手席や後部座席もシートベルトの着用が義務になっています。シートベルトの着用義務を怠ると、白切符を切られ違反点数が1点となります。当然のことですが、助手席に乗る際には、必ずシートベルトをして乗車しましょう。


ダッシュボードへの足上げ


助手席の方がダッシュボードに足を乗せると、運転席からサイドミラーへの視界を遮ってしまう可能性があります。これは道路交通法上の安全運転義務違反に該当する可能性があります。反則金は9,000円、違反点数は2点となります。助手席に乗る際には、安全な運転を妨げないためにも、ダッシュボードへ足上げることのないように乗車しましょう。


ヘッドレストを取り外す


道路運送車両の保安基準第22条の4に「頭部後傾抑止装置等」という項目があり、運転席にも助手席にも、頭部後傾抑止装置を備えなればならない決まりになっています。通常、頭部後傾抑止装置はヘッドレストを指し、車にはこのヘッドレスト常備されていなければならず、取り外してしまうと不正改造車として扱われます。反則金や違反点数はありませんが、「不正改造車」とみなされてしまいます。万が一の事故などによる衝撃に備えるためにも、ヘッドレストを取り外さないようにしましょう。


まとめ


楽しいドライブ、より安全なドライブをするためには、助手席に乗っている人の気配りも大切になります。運転者の眠気やストレスを緩和するために適度に会話を促すことや、道路状況や目的地の周辺情報などを収集して運転者に共有するなど、運転者をサポートしていくのが望ましいでしょう。
なお、助手席に乗っている人が、くつろぎすぎて足をダッシュボードに乗せたり、ヘッドレストを外したりすると、法律違反となり、運転者に迷惑をかけることになってしまうので注意が必要です。

助手席に乗る際には、最低限のマナーを守り、運転者にストレスを感じさせるような言動をしないように心掛け、運転者がスムーズに、より安全に運転ができるようにサポートをするようにしましょう。