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【フォルクスワーゲン】ジェスチャーでナビを操作「ジェスチャーコントロール」

【フォルクスワーゲン】ジェスチャーでナビを操作「ジェスチャーコントロール」グーネット編集チーム

フォルクスワーゲンの先進技術の中に、「ジェスチャーコントロール」というものがあります。
これぞまさしく、近未来的な技術を象徴するものではないでしょうか。

iPhoneなどに搭載される音声検索機能の「Siri」の誕生と並ぶ、驚きの斬新な機器操作技術です。
そんなフォルクスワーゲンの「ジェスチャーコントロール」を見ていきましょう。


「ジェスチャーコントロール」の特徴


「ジェスチャーコントロール」は、手の動きだけで多彩な情報やエンターテインメント情報にアクセスができる画期的な制御技術です。タッチスクリーンに触れることなく、手のひらをナビ画面上にかざすだけで、ナビゲーションの様々なファンクション操作が可能です。

手のひらを左右にスワイプするだけで、ナビ機能や情報の選択などが簡単に行えます。タッチ式で運転中に操作すると、走行時の振動や揺れによって、誤タップ(タッチ)する可能性も出てきます。

さらに、夏場の暑い時期には、汗などでナビゲーションのディスプレイ画面が汚れることもあります。
このような点からも、「ジェスチャーコントロール」は、非常に使い勝手に優れた、インテリジェントな機能といえます。


「ジェスチャーコントロール」の効果


「ジェスチャーコントロール」の効果は、安全運転に役立つ機能であることがあげられます。

なぜなら、操作する際、視線の移動が少なく、運転中も前方の視野に集中することができるからです。
上体をひねったりするなどの運転姿勢も変えることなく、正面を向いたまま操作が可能なので、ドライバーにとっても負担の少ない、安全で確実な操作を行える機能として注目されています。

「ジェスチャーコントロール」は、2016年1月6日の米国・ラスベガスの家電見本市で出展された革新的な技術として、コンセプトカーに搭載された技術です。

BMWのフラッグシップセダンである最新の7シリーズにも「ジェスチャーコントロール」が採用されていますが、価格帯で半分以下のスタンダードカーであるフォルクスワーゲンのモデルに搭載されたことが、なによりも同社の安全に関する意識の高さがうかがえます。


「ジェスチャーコントロール」操作方法


ジェスチャーコントロールは画期的な新しい機能ですが、これまでのタッチによる操作に全面的に取って代わるという段階にはきていません。ジェスチャーコントロール操作が可能な画面(操作内容)は、MENU画面(メニューのページ切り替え)、ラジオ画面(ラジオ局変更)、メディア画面(アルバム変更、曲変更)といったものに限られています。

まず、メニューのページ切り替え方法から見ていきましょう。メニューのページ切り替えは手を画面にかざし、右または左に手を払うように動かすことで、表示しているページを切り替えることができます。これまで画面のタッチボタンを探していた手間が省け、画面に触ることなくメニュー画面の切り替えが可能となるのです。

なお、ジェスチャーコントロールが有効な画面が表示された時に、画面に手のマークが表示され、ナビがジェスチャーコントロールを検知すると確認音が鳴ります。ただし、この確認音は設定でオフにすることも可能です。

ラジオ画面でのラジオ局変更や、メディア画面でのアルバム変更、曲変更も操作方法は基本的に同じです。このように一部の機能においては、直接画面を見なくても、手をかざして左右に振るだけで切り替えができるため、重宝する人もいることでしょう。

ただし、ジェスチャーコントロールは今ご紹介した機能以外、例えばボリュームの調整や、ナビゲーション上での操作には対応していません。使い始める前に、あらかじめどのような操作で使えるかは覚えておくほうがいいでしょう。もちろん、ジェスチャーコントロールができる画面になると手のマークが表示されるので、そこで確認することも可能です。


ジェスチャーコントロール」技術を採用した車種名一覧


「ジェスチャーコントロール」を採用している車種は次の通りです(2017年12月時点)。

・ゴルフ
・ゴルフ GTI
・ゴルフ GTE
・e-ゴルフ
・ゴルフ R
・ゴルフ ヴァリアント
・ゴルフ R ヴァリアント
・ゴルフ オールトラック
・ティグアン
・パサート
・パサート ヴァリアント
・アルテオン


更に進化を続ける「ジェスチャーコントロール」

更に進化を続ける「ジェスチャーコントロール」グーネット編集チーム

すでに実用化が始まっているジェスチャーコントロールですが、さらに新しい技術を用いたジェスチャーコントロールが開発されようとしています。


ディスプレイが透明なジェスチャーコントロールナビ


まだ、開発のための資金集めをしている段階ではありますが、透明ディスプレイデバイス「エクスプロライド」という商品の開発が台湾の製造業者との提携によって進められています。これは、車のハンドル前方に透明なハンズアップディスプレイを設置し、ナビ機能を使ったり、音楽や娯楽番組を視聴したり、通話やメール送信を行うというものです。

しかも、音声操作だけではなく、最先端ディスプレイとジェスチャー認識技術の融合によって、これまでのタッチ操作ではなく、ハンズフリーで地図や、通話、メール、通知、音楽などを操作できるのです。もちろん、これまでのナビのように、車に難しい配線を施して取り付けする必要はなく、載せるだけでどんなクラシックカーでもスマート・カーに返信させることができます。


超音波センサーを用いたジェスチャーコントロールナビ


ドイツに本拠を置く自動車部品大手ボッシュは、超音波センサーを使用した「ウルトラハプティック・ジェスチャーコントロール」という最新のジェスチャーコントロール技術を公開しました。超音波センサーの技術によって、ドライバーがヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)を操作する際に、その手が正しい位置にあるかについても、感覚的に知らせてくれるというものです。

超音波センサーは超音波を発信し、対象物から反射してくる超音波を受信するという仕組みで、この仕組みによってドライバーが行ったジェスチャーへのフィードバックが即座に行われます。超音波センサーには、ホコリや汚れに強く、複雑な形状でも検出可能というメリットがあるので、今後さらに複雑な仕組みに発展する可能性を秘めています。


まとめ


今回は、フォルクスワーゲンの先進技術「ジェスチャーコントロール」について、その特徴や効果、操作方法、採用車種や今後の進化について解説してきました。ジェスチャーコントロールは、タッチスクリーンに触れることなく、手のひらをかざして動かすだけで、ナビの様々な操作を可能にする技術ですが、接触しない分ホコリや汚れに強いという特徴もあります。今後は超音波センサーを使用したジェスチャーコントロール技術などにも注目です。



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