カシオ2019年秋冬・時計新製品発表会のテーマは「先進のテクノロジー、独創のCMFデザイン~Color.Material.Finish.」。スポーティーなイメージと先進的な機能を搭載するクロノグラフ「EDIFICE」の新製品は「ガラス風防」がポイントだ。OCEANUSなど、比較的高価格帯の商品に採用されることが多いサファイアガラスを5万円前後の価格帯に採用。「EQB-900」「EQB-1000」に続き、満足度の高いラインナップとなっている。掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。発売月はすべて予定、価格は税別。

カシオ 2019年秋冬・時計新製品発表会
G-SHOCK
カーボン・メタル
G-SHOCK
ニューカラー
OCEANUS PRO TREK
EDIFICE BABY-G SHEEN
  • EDIFICE

    EDIFICEの展示コーナー

カウントダウンベゼルを備えた新モデル「EQW-T670」

回転式のカウントダウンベゼルを持つ完全ニューモデル「EQW-T670」が登場。「EQW」の型番が示す通り、フルアナログのフェイス+マルチバンド6対応の電波時計を搭載する。駆動方式はタフソーラー。

ちなみに、「EQB」はフルアナログフェイス+Bluetoothによるモバイルリンク搭載モデル、「ECB」はアナデジコンビのフェイス+Bluetoothによるモバイルリンク機能の搭載モデルであることを示す。

  • EQW-T670SBK-1AJF

    EQW-T670SBK-1AJF

  • EQW-T670DB-2AJF

    EQW-T670DB-2AJF

  • EQW-T670SBK-1AJF

    EQW-T670SBK-1AJF

冒頭にも書いたように、「EQW-T670」は、レース観戦などに便利な回転式のカウントダウンベゼルを搭載している。たとえば、レース開始10分前にベゼル上の「10」を現在の分針位置に合わせておくと、10分後には分針がベゼルの0位置にきて、レースのスタート時刻になったことがわかるというわけ。逆回転防止機構付きなので、何かの拍子にベゼルが右回転してしまう、つまり「手遅れ方向」へ回ってしまうことがない。加えて、IP(イオンプレーティング)によるカラーの質感も高い。

EDIFICEは多くのモデルがタキメーター入りの固定式ベゼル仕様で、回転ベゼル付きは大変珍しい。そんな意味でも注目のモデルといえるだろう。

ケースサイズは50mm×45mm×11mmで、素材はSS(ステンレス・スチール)。風防は内面無反射コーティングのサファイアガラスで、10気圧防水。裏ぶたには都市コードが刻まれている。24時間計測可能な1/20秒針ストップウォッチ機能、位置自動補正機能付き。

3色のバリエーションで展開。価格は、ブラック&ゴールドのベゼルにコンビカラーのSSバンドを組み合わせた「EQW-T670SBK-1AJF」が5万2,000円、ネイビー&ブルーのベゼルにSSバンドの「EQW-T670DB-2AJF」が5万円、ブラック&レッドのベゼルにブラックのデュラソフトバンドの「EQW-T670SBK-1AJF」が4万5,000円。11月発売。

高機能アナデジコンビモデル「ECB-900」に新色登場

実用的なアナデジフェイスと内面無反射サファイアガラスの高級感を併せ持ち、Bluetoothによるモバイルリンク機能が便利な「ECB-900」に新色2色が登場。

  • ECB-900YDB-1CJF

    ECB-900YDB-1CJF

  • ECB-900YPB-1AJF

    ECB-900YPB-1AJF

スピードメーターを意識した4時位置のインダイヤルリングや秒針にゴールドの指し色を使用した「ECB-900YDB-1CJF」と、ブラックIPのケースにブラックのデュラソフトバンドの「ECB-900YPB-1AJF」。スポーティーなスタイリングと、ビジネススーツにも合わせられる都会的イメージを両立したクロノグラフだ。価格はどちらも4万円で、11月発売。

Honda×EDIFICEのコラボ「EQB-1000HRS」の実物を展示

カシオ独自の高密度集積技術により、わずか8.9mmのケース厚を実現した「EQB-1000」。これをベースとしたHonda×EDIFICEのコラボモデル2種、レッドのケブラーインサートバンドが目を引く「EQB-1000HRS-1A」と、ケースとバンドにブラックIP処理を施した「EQB-1000HR-1AJR」の実物が展示された。

  • EQB-1000HRS-1A

    EQB-1000HRS-1A

  • EQB-1000HR-1AJR

    EQB-1000HR-1AJR

「EDIFICE EQB-1000HRS」のベゼルには、ホンダレーシングのF1パワーユニット内のバルブと同じ超硬合金「チタンアルミナイド」を採用、その表面に耐摩耗向上のためのDLC(Diamond Like Carbon)処理を施していることも含め、まったく同じ材質が使用されている。名実ともに、ホンダの最先端F1テクノロジーが込められたEDIFICEなのだ。

価格はEQB-1000HRS-1Aが11万円(世界限定900個)、EQB-1000HR-1AJRが6万2,000円(世界限定2,900個)。どちらも10月18日発売。

  • Honda RA618H

    これは、青山のホンダ本社に展示されていたパワーユニット「Honda RA618H」のディスプレイでは!?