「マレフィセント2」の日本語吹き替え版に声優として出演する(右上)上戸彩さん(左下から)、福田彩乃さん、小野賢章さん

 2014年に公開されたディズニー映画「マレフィセント」の続編「マレフィセント2」(ヨアヒム・ローニング監督、10月18日公開)の日本語吹き替え版で、女優の上戸彩さんがオーロラ姫(エル・ファニングさん)の声優を続投することが9月27日、分かった。また、ものまねタレントの福田彩乃さんがノットグラス、フィリットル、シスルウィットの3人の妖精で続投、声優の小野賢章さんがオーロラ姫にプロポーズするフィリップ王子の声を演じる。

 「マレフィセント」は、1959年に公開されたディズニーアニメ「眠れる森の美女」に登場するヴィラン・マレフィセントの視点で描くファンタジー作品。続編は、前作から数年後が舞台。穏やかに暮らすマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリーさん)とオーロラ姫の絆が引き裂かれ、マレフィセントを再び邪悪な存在へと連れ戻そうとする敵が忍び寄る。オーロラ姫の婚礼の日にかけられた“新たなる呪い”を巡り、マレフィセントの“究極の愛”が試される……という物語。

 また深見梨加さんがマレフィセント、阪口周平さんが手下のディアヴァルを続投。さらに五十嵐麗さんが、ミシェル・ファイファーさん演じる新キャラクターのイングリス王妃、永宝千晶さんが手下のゲルダの声を演じることも発表された。

 ◇上戸彩さんのコメント

 ――再び「マレフィセント2」が制作されると聞いた時のお気持ちを教えてください。

 率直にうれしかったです。アンジェリーナ・ジョリーさんは元々ファンですし、彼女がされている活動などもすごく好きでした。またアンジェリーナ・ジョリーさんのお芝居が見られるといううれしさもありましたし、オーロラ姫の吹き替えをまたやらせていただけるというのでとてもうれしかったです。

 ――再びオーロラ役のオファーが来た時の気持ちを教えてください。

 「マレフィセント」の時はまだ子供がいなかったのですが、今回は(娘に)「オーロラ姫の声やってくるね」とか、「今からオーロラ姫行ってくるね」とか言うと「いってらっしゃい!」みたいな感じで娘に自慢できるのもうれしいです。

 ――本作でのオーロラ姫はどのように成長していましたか? また、オーロラ姫の魅力はどんなところだと思いますか?

 私が好きなオーロラ姫は透明感があって、彼女といるとみんな心が洗われるというか、みんながオーロラ姫に助けられる、キレイにしてもらう感じのイメージがあります。なのできっと、悪役であるマレフィセントさえも心を動かすことができるのだと思います。今回も美しかったですし、可愛かったです。でも前回と違う強さがあったりして、アフレコをしている中で、その強さを出すということが新たな楽しみでした。

 ――この作品はどのようなメッセージを伝えていると思いますか? また、観客のみなさんには本作をどんなふうに楽しんでほしいですか?

 マレフィセントとオーロラ姫の2人の関係ですね。男女の愛でもなく、それを超える母と娘の究極の愛。マレフィセントは一見悪役で、みなさんの見方は悪いふうに捉えがちじゃないですか。でもそれさえも覆してしまうマレフィセントの魅力だったり、アンジェリーナ・ジョリーさんのお芝居やエル・ファニングさんのピュアさだったりは、前作よりもパワーアップしてるなと感じました。

 ◇福田彩乃さんのコメント

 ――再び「マレフィセント2」が制作されると聞いた時のお気持ちを教えてください。

 やった! という気持ちでした。もちろん3人の妖精も登場するだろうと思って、すごく楽しみでワクワクしていました。

 ――前作は5年以上前ですが、再び3人の妖精を演じるにあたりすぐに役に戻れましたか?

 前作を見返しましたが、正直これは自分の声なのかな? と思うほど声を忘れてしまっていたので、思い出すのに時間がかかりました。

 ――本作を女性が楽しめる見どころはどんな所だと思いますか?

 マレフィセント含めオーロラ姫だったり、今回初めて登場するオーロラ姫の婚約者フィリップ王子のお母様であるイングリス王妃がいますが、女性が善悪関係なく一生懸命何かに頑張っている姿だったり、努力している姿、何かを守ろうと必死な姿は誰しもが共感できる姿なので、女性が見ていて楽しめるポイントだと思います。

 ◇小野賢章さんのコメント

 ――映画をご覧になった感想を教えてください。

 マレフィセント=ヴィラン=ダークという印象だったので、フィリップ王子のプロポーズという明るく幸せで、美しいシーンから始まったのが印象的でした。作品全体を通して、人種の違いや国同士の争いなどを<愛の力で乗り越えていく>という大きなテーマがあって感動しました。

 ――フィリップ王子役のオファーが来た時の気持ちを教えてください。

 作品名は知らされずに、短い映像を見せていただいてオーディションを受けたのですが、映画館で予告編が流れたときに「あ! このオーディションだったんだ!」と気づいて、すごい作品のオーディションを受けていたことにびっくりしました。最終的に決まった時も驚きましたし、実写吹き替えでの王子役は初めてなので感慨深いものがありました。

 ――プロポーズのシーンを見ていかがでしたか?

 緊張してドギマギしているフィリップを、オーロラが導いてくれる感じがよかったです。世の中「プロポーズは男性がするもの」という風潮ですが、ああやってフォローしてくれる女性は心強くて良いですよね。シーンとしても、妖精たちが固唾(かたず)をのんで見守っている姿や、みんなで祝福しているところなど、すごく可愛らしくてきれいなシーンで、「ザ・ディズニー!」という映像がすごくよかったです。