女優の沢尻エリカが、22日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、“別に”騒動を振り返った。

沢尻エリカ

沢尻エリカ

この日は、公開中の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の蜷川実花監督、主演の小栗旬と共に出演。俳優人生で苦難に直面した時期について、沢尻が「一番大変だったのは……21歳? 20歳?」とその頃の年齢を思い出そうとすると、小栗は「そうだね。2007年の“別に”問題のあたりに、俺若干ブレイクしているわけ。『情熱大陸』やって『カリギュラ』やって」と返して笑いを誘う。

2007年、主演映画の舞台あいさつで、司会者からの質問に「別に……」と不機嫌に答えたことが話題になった沢尻。「20歳とかそれぐらいの時が本当に忙しくて。あの当時の私、偽っていたわけよ。『こうしなきゃいけない』『沢尻エリカ像はこうだ』みたいなのが自分の中ですごくあって」と切り出し、「それって偽りなわけよ。それで結果、自分が潰れてしまった」「追い詰められて、パンパンになって爆発した」と告白した。

すると蜷川監督も、「エリカ覚えているか分からないけど、“別に”の3日前ぐらい前に撮影しているのよ。その時、エリカの指名だといわれて行っているのに、エリカすっごい調子悪くて。糸がピーンと貼っているような状態だった」と当時を回顧。

沢尻は、「本当にすごいバッシングだった」と苦笑し、「しばらく海外に行って誰も分からないところで一人で生活して。すごくいい経験だったんだけど、根本を見つめ直せた。人として大事なものってなんだろうみたいな。それで偽るのはやめようと思って。いろんなことをあの時期に学んだ」と明かしていた。