「格好悪いふられ方」、したことありますか? 街の人に聞きました!
東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。
今回のテーマは「カッコ悪いふられ方選手権!」でした。誰だって一度や二度、失恋の経験はあるはず。その中には「思い出したくない!」「あのふられ方は辛かった……」という「格好悪いふられ方」も。今回は、美しいだけではないリアルな失恋話を、街の人に聞いてみました!


※写真はイメージです



テーマ「カッコ悪いふられ方選手権!」

【原宿で出会った34歳の女性】
かっこ悪い振られ方は、何回かしたことありますね(笑)。若いときなんですけど、バレンタインデーの日に、バッサリふられました(笑)。1年前のバレンタインのときに告白をして、返事はもらえないけど、ずるずると良い関係は築いてて。1年経ったのでもう1回と思って告白したら、ダメでした……。「イケるだろう!」と思ってたんですけど、ダメでしたね。手作りのクッキーを作って、誘い出して。イケると思ったんですけど、ショックですね。1年間返せよ!って思いました(笑)。

【押上で出会った46歳の男性】
大学時代、付き合っていた彼女と、次の予定を入れようと思って、土手で夕陽を見ながら2人で旅行の予定を立てようと思ってたんです。そしたら彼女から好きな人ができたと言われて、別れ話になって彼女がそのままクルマから出て行ってしまって……。「今までありがとう」と言われて、出て行ってしまった感じだったんですね。

――そのとき見てた夕陽がまた違うように見えますね。
そうですね。ぼやけて見えるくらい、若干涙目になって(笑)。あわててラジオをつけて気を紛らわそうとしたら、ちょうどミスチルの「抱きしめたい」が流れてて、それを聴いて自分の中でちょっと感極まってしまったんですね。それで、思いきりクルマを走らせて帰ろうと思ったときに、アクセルを踏んで脱輪してしまったんです! で、クルマを廃車にしてしまったという(笑)。クルマと彼女、両方をダメにしてしまっためちゃめちゃかっこ悪いエピソードです(笑)。

――ふられたことを経験して、自分の中で変わったと思うことは?
クルマの運転が上手くなった(笑)。女性の運転もうまくなったのかなと思います(笑)。

【赤羽で出会った26歳の女性】
中学3年生で初めて告白したときのことなんですけど、当時、教室で手紙を回すのが流行っていて、なので告白も手紙でしたんですよ!「好きです」と。で、急だから待ってほしい……と言われ、やっと3日後くらいに「OK」って返事がきたんですね。でも、中学生って一緒に帰る程度じゃないですか。そして、その1ヵ月後くらいに「別れよう」ってきたんですよ。相手を問いつめて問いつめて、出てきた答えが、「顔がブスやから別れてほしい」って。その子は「ヤスイ君」って名前だったんですけど、その子自体も安い男だったっていう(笑)。

――でも、ふられ方としてはご自身はカッコ悪くないですよね?
いや、でもだいぶ自分にとってはけっこうカッコ悪いというか。ふられてからは自分で言うのも嫌だったんですけど、10年以上経ってるので今となっては飲み会のネタにしたり、女子会とかの恋愛話のときに「学生時代こうだったんだよ!」って言ってますね(笑)。カッコ悪いっていうのもありますし、今となってはネタになったので良かったかな~と(笑)。

【赤羽で出会った38歳の男性】
中学のときに2クラスあって、体育の水泳の時間に片っぽの教室で男子が着替えて、もう片っぽで女子が着替える形で。好きな人のカバンにラブレターを入れるチャンスだと思いまして、女子が着替えた後の教室に忍び込んでラブレターを入れようとしたところ、ちょうど先生に見られたんですよ!「何してるの?」って(笑)。どうやら先生に下着ドロボーと勘違いされまして、手紙も取り上げられて職員会議で先生たちの前で読まれて、メチャメチャ恥ずかしい思いをしたんですよ! それで終わるんならいいんですけど、けっきょくそれが本人の耳に入って、告白もしていないのにふられるという悲しいことが起きたんですね(笑)。宮崎で田舎なんで、すぐに噂は回るんです。女子が着替えた後に教室に入らないように!とか、注意事項として。わざわざ言わなくてもいいのにね! でも、今となってはいい思い出になってます(笑)。

【押上で出会った61歳の男性】
彼女と一緒に食事をしてたら、彼女が本当に好きな人から電話があって、彼女が行ってしまったこと。すごくソワソワしてたんで、「行っていいよ」って言ったら「ごめん」って、ひとこと言って、いなくなりました。カッコ悪いと言えばカッコ悪いけど、もっとカッコ悪いのは、いなくなってからひとりで食べるということですかね。同じお店で2回、その子に逃げられたことがあります。

――お店のスタッフの方も、状況がだいたい……。
逃げられたって言いましたよ(笑)。「うんうんうん」って(笑)。みんな、しっかり見てます(笑)。

――忘れられない光景は?
彼女のソワソワ感。行きたくて行きたくてしょうがない素振りになってくるので、「いいよ、行っておいで」って言うのが精一杯ですね。「行くな」とは言えないでしょう。行かせてくれたと思ってくれればいいやと思って。未練たらしいと言われるかもしれないけどね、しょうがないね(笑)。諦めることを覚えました。いくら好きでも実らないものは、実らない。諦めなかったら、向こうが嫌がるでしょ。嫌がられるくらいなら諦めたほうがいいじゃないですか。思いを伝えただけで、消えちゃった花火みたいなもんですよ。

――そのときの自分に今、何と言いたいですか?
「よかったね、人を好きになれて」って。うん。その人に今、笑い話で言いますよ。

【カッコ悪いふられ方はあっても、カッコ悪い恋はない!】
カッコ悪いふられ方、という質問に答えてくれた人々は、カラッと楽しく、そしてどこか懐かしそうに話してくれました。そのときは心にぽっかり穴が開き、しばらく立ち直れないと思った失恋も、長い時間をかければ必ず笑える日が来る。必ずその人を成長させてくれるのだな、と感じたオンエアでした。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月~木曜15:00~16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/city/