【日常も非常時も使いやすい】ポータブルラジオの選び方&おすすめ7選

【この記事のエキスパート】

家電量販店&PCショップの元店員・編集者:花華

家電量販店&PCショップの元店員・編集者:花華

家電量販店とPCショップ店員の経験を経て、編集者に。
普段は真面目なビジネス書や社長インタビューを行う傍ら、給与の半分近くを新作家電に投じる。
特に美容家電や調理家電、オフィス用品、1万円以下で購入できるガジェットにはついつい食指が伸びてしまう。
趣味に近い家電愛を、読者のみなさまの商品選びに生かせましたら幸いです。


本記事では、家電量販店の元店員の花華さんへの取材をもとに、ポータブルラジオの選び方とおすすめ商品をご紹介。日常でラジオを楽しむだけでなく、非常時で確実に情報収集するための周波数の基礎知識もあります。ぜひ参考にしてください!

ポータブルラジオとは?

オーム電機『AudioComm AM/FM スタミナハンディラジオ(RAD-H245N)』:

出典:Amazon

オーム電機『AudioComm AM/FM スタミナハンディラジオ(RAD-H245N)』より出典。電池が長持ちするスタミナハンディラジオです。

FMラジオなどをスマホで聴けるため、楽しんでいる方も多いと思いますが、近年、ラジオは有線・無線LANの普及により、使用頻度はどんどん減ってきています。

しかし実は、このラジオ、災害時や緊急時には必要な情報を受け取れてとても便利なアイテムなんです。また、電源の供給は乾電池、もしくは手回しで発電できる他、機種によっては衝撃に強く、防水機能もついているなど、丈夫さもウリです。

ラジオ放送を楽しむだけでなく、災害時・緊急時の情報収集の役立つ、持っていて損はないアイテムですよ!

災害時・緊急時でも活躍するのは「周波数の仕組み」によるもの!

ポータブルラジオの一番のメリットは災害時・緊急時に安定して情報を得られる点です。それは、ラジオの電波の「周波数」によるものなんです。

少し専門的な話になってしまいますが、スマホに使用される電波の「周波数」は3GHzほど。FMラジオはそれより低い300MHzほどで、AMラジオはさらに低い3MHz。周波数は高ければ高いほどたくさんの情報量を運ぶ代わりに遠くまで電波が届きません。逆に周波数が低ければ低いほど、情報量は少なくなりますが、より遠くまで電波が届きます。

例えば、スマホの場合、動画や曲のダウンロードやストリーミングはサクサク動きますが、基地局から離れると通信ができなくなります。逆にラジオの場合、動画や曲のダウンロードなどはできませんが、都心から地方のラジオ局の放送も通信できます。

つまり、災害時や緊急時に、少量でも必要な情報が必要な場合には、ストップしてしまう可能性のあるスマホより、遠くからでもしっかり通信ができ、情報収集ができるラジオがとても便利なんです!

ポータブルラジオの選び方

家電量販店の元店員の花華さんに、ポータブルラジオを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポータブルラジオを選ぶ際には、どのような点に注目するとよいのでしょうか?

(1)使用シーンに合ったサイズを確認

Panasonic(パナソニック)『ワンセグTV音声-FM-AM 3バンドレシーバー(RF-ND50TV)』:

出典:Amazon

ワイドFMやワンセグ音声に対応したモデルです。

【エキスパートのコメント】

ひとくちにポータブルラジオといっても、商品によって大きさはさまざまです。室内だけの持ち歩きか、外での視聴を予定しているかで選ぶ製品はガラッと異なり、おすすめな商品が変わります。

たとえば通勤、通学時に使う方には、胸ポケットや鞄のサイドポケットに収まるくらいのコンパクトなサイズがおすすめ。アンテナは本体やイヤホンに内蔵されています。おすすめは100g以下のモデル(電池重量を含まず)。

多少本体のサイズが大きくなってもよければ、伸縮アンテナが搭載された商品を選ぶこともできます。電波のよくない場所でもアンテナの方向を調節し、より綺麗な音でラジオを楽しめます。電池は単一か単二のものを使用するものは、やや重量が重くなりますが再生時間が非常に長いです。

【 ポイント 】
移動中に使う場合
......胸ポケットや鞄のサイドポケットに収まるくらいのコンパクトなサイズのもの
屋内・屋外で置いて使う場合
......本体は多少大きく、重くなるが、伸縮アンテナが搭載されたもの

(2)チューニング方式を確認

SONY(ソニー)『FM/AMシャワーラジオ(ICF-S80)』:

出典:Amazon

水まわりで使う方におすすめの1台です。

【エキスパートのコメント】

使い慣れたポータブルラジオがある方は、チューニング方式(ボタンを操作して周波数を変えるタイプ)がアナログかシンセかは気になるはず。昔ながらのアナログ方式は、選局の手間があるものの、微調整がおこなえるため、聞こえのいいところで合わせられるのが魅力です。

一方シンセ方式は、デジタル式のチューニング方式で、ボタンひとつで自動的に選局してくれるメリットがあります。複数の局を聴く方には、選局がらくなシンセ方式がおすすめですよ。

【 ポイント 】
アナログ式
......ダイヤルなどを回し、周波数を調整することで選局するタイプ。手間があるものの、微調整できるため、好きな聞こえ方のいいところで合わせられるのが魅力。
シンセ式
......ボタンひとつで自動的に放送局を選局してくれるメリットがある。複数の局を聴く方には、選局がらくなシンセ方式がおすすめですよ。

(3)電源の種類を確認

Panasonic(パナソニック)『ワンセグTV音声-FM-AM 3バンドレシーバー(RF-ND50TV)』:

出典:Amazon

ワイドFMやワンセグ音声に対応したモデルです。

ポータブルラジオの電源の多くは電池式です。単3型、もしくは単4型の乾電池で動くタイプになります。また付属として、USBケーブルで充電できる機能がついたラジオもあります。

(4)スピーカーの有無を確認

SONY(ソニー)『ポータブルラジオレコーダー(ICZ-R260TV)』:

出典:Amazon

さまざまな機能を内蔵した多機能モデルです。

【エキスパートのコメント】

ポータブルラジオは、ひとりイヤホンで聞くために使う人が多いかと思います。しかし野球中継を家族で聞くときなど、2人以上でラジオを使用するなら、スピーカーを備えた商品がおすすめ。ワクワクした気持ちを共有することができます。

また料理や庭いじりなどの作業中は、スピーカーを使えばケーブルが邪魔になることがありません。場面場面に合った商品を選ぶことで、使い道を広げることができますよ。

(5)その他の便利機能も確認

手回し充電機能

東芝『ラジオ(TY-JKR5)』:

出典:Amazon

野外でも安心の防水・防塵仕様の、手回し式のラジオです。

災害時や緊急時のために、電池以外で、手回しで充電ができるタイプも便利です。本体のハンドルを回すことで、ラジオへ電源の供給が手軽にできるため、重宝します。また、ハンドル以外にも、太陽光を当てることで発電できるソーラータイプもあります。

防水機能

DGMura『スピーカー ラジオ』:

出典:Amazon

スピーカーとしての機能もある、防水性のラジオです。

防水、防滴機能があれば、キッチンやお風呂場といった水まわりから、屋外での使用にも重宝します。また、災害時や緊急時、屋外での雨などにも強いので、常に安心して情報収集ができます。

スマホの充電機能

YAMAZEN(ヤマゼン)『長期保管型 手回し充電ラジオ(YTM-R100)』:

出典:Amazon

いざというときに役立つ手回し式ラジオです。

手回し式やソーラー式で付属して付いていることが多い機能が、スマホの充電機能です。屋外でスマホの電池が切れても、手動でラジオに電源を供給できれば、そのまま充電器として使えるタイプです。いざというときに重宝する機能です。

(※)花華さんのココがポイント!

【エキスパートのコメント】

ポータブルラジオには、シンプルな機能が売りな商品があれば、便利な機能を売りにする商品もあります。ワンセグTV音声に対応した商品は、そのうちのひとつといえます。地上波アナログがあったころのように、テレビの音声を聴取したい方にぴったりの機能です。

防水、防滴機能があれば、キッチンやお風呂場といった水まわりから、屋外での使用にも重宝します。ワンタッチで選局できる機能があれば、いちいちチューニングを合わせる手間が省けて便利です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)