サラウンドヘッドホンのおすすめ6選|オーディオ・ビジュアル評論家に取材!

【この記事のエキスパート】

オーディオ・ビジュアル評論家:野村 ケンジ

オーディオ・ビジュアル評論家:野村 ケンジ

ポータブルオーディオやホームオーディオなどのAV機器をメインに、専門誌やモノ誌、Web媒体などで幅広く活躍。

特にヘッドホン&イヤホンに関しては、年間300以上の製品を10年以上にわたって試聴し続けるなど、深い造詣を持つ。

また、TBSテレビ「開運音楽堂」やレインボータウンFM「かをる★のミュージックどん丼885」にレギュラー出演するなど、幅広いメディアでの活動を行っている。


オーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんへの取材をもとに、「サラウンドヘッドホン」を選ぶときのポイントとおすすめ製品を紹介します。映画やゲームを楽しむためには、大迫力の映像のほか、臨場感のある音声も欠かせません。後ろで爆発が起こったり、右から左へと車が移動していったりしたとき、そのように聞こえればいっそうストーリーのなかに没入できるようになるでしょう。かといって、5.1chや7.1chのスピーカーセットを用意するのは部屋の面積や費用面を考慮するとたいへん。そんなときは、サラウンドヘッドホンでお手軽に5.1chや7.1chの音響効果でコンテンツを楽しみましょう!

サラウンドヘッドホンの選び方|オーディオ・ビジュアル評論家が解説!

オーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんに、サラウンドヘッドホンを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。

シアターとゲーム、どちらの用途がメイン?

【エキスパートのコメント】

サラウンドヘッドホンは、もともとホームシアター系の製品として登場し、映画などのサラウンド音声を楽しむものとして発展してきました。しかしながら、近年はゲーミングヘッドホンのひとつとしてもバリエーションが広がってきています。

HDMIや光などのデジタル入力がメインなど、使い勝手の面ではどちらも同じですが、包まれ感や臨場感など音質・音場ともに問われるシアター向けに対し、ゲーム向けは遅延のなさや定位の確かさなどスペック面での要求度が高く、結果として異なる性格の製品となっていたりします。まずは、シアターとゲーム、どちらをメインに据えるかを定めてから製品選びをはじめましょう。

ソニー『ワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15007)』:

出典:Amazon

PlayStation4用の純正ワイヤレスヘッドホン。Bluetoothヘッドホンが使えないPS4でも、このヘッドホンならワイヤレス&サラウンドでゲームを楽しめます。

無線と有線、使用環境にあわせてチョイス

【エキスパートのコメント】

サラウンドヘッドホンには、無線接続タイプと有線接続タイプの2つが存在しています。使い勝手の面では無線接続タイプが断然有利ですが、音質や遅延の問題など、いくつかのデメリットも抱えています。とはいえ、サラウンドヘッドホンの無線接続には2.4GHzの独自方式を採用している製品が多いため、Bluetoothワイヤレスとは桁違いの接続安定性があります。

音質や遅延がそれほど気にならなければ、無線接続タイプが有力候補となるでしょう。

基本の光デジタル接続、映画向けのHDMI接続

【エキスパートのコメント】

サラウンドヘッドホンは、チャンネル数が5.1chのものだけでなく、7.1chや9.1chなどに対応しているモデルもあり、ブルーレイなどに収録されている高音質なサウンドを7.1ch以上で再生するにはHDMI端子で接続することとなります。とはいえ、PS4などをのぞけば、Nintendo SwitchやゲーミングPCなどのゲーム機器やゲームソフトのサラウンド音声は5.1chがメイン。接続も光デジタル端子が主流です。

つまりは映画メインか、ゲームメインかによって選ぶ商品が変わってきます。高音質な最新映画をメインに楽しむ場合はHDMI接続=7.1ch以上に対応しておきたいところですが、ゲームがメインの場合は光デジタル接続=5.1ch対応で充分満足できると思います。

ソニー『デジタルサラウンドヘッドホンシステム(MDR-HW700DS)』:

出典:Amazon

9.1chに対応するモデルで、プロセッサ部分はHDMI入力も光デジタル入力も備えています。映画にもゲームにもマルチに使えるサラウンドヘッドホンです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)