リシャール・ミル新作クロノグラフ キミ・ライコネンの為の新しいメカニズム

F1 シンガポールグランプリにて、リシャール・ミルがパートナーを組むキミ・ライコネン選手に捧げる、RM50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ キミ・ライコネンが発表。この作品は素晴らしいドライバーと、カーレースから切っても切り離せない伝説的なマニュファクチャーであるアルファロメオレーシングチームへのオマージュである。

2003年と 2005年に準ワールドチャンピョンとなり、2007年にワールドチャンピオンに輝く。39歳となったキミ・ライコネンは既に熟練したベテランのドライバーといえる。シンガポールグランプリでは、”アイスマン”の愛称で呼ばれ、 307回目のスタートを切る。さらに、並はずれて長いドライバー生命の証拠として、18年間で103回表彰台に上り、その内 21回の優勝を飾っている。そして現在、さらにドライビングの楽しさに目を向け、フォーミュラ1への挑み方について根本的な考え方を変えた。「これからは、F1 を趣味として考える」 と打ち明けたのだ。

「もう同じようなプレッシャーを感じたりすることなく、ただ走ることを楽しめるようになった。たとえ、その車にふさわしい結果を勝ち取る為に、全力を尽くすことに集中したとしても、それは僕が楽しみながらやっていること」

キミのニックネームの由来にもなっている、伝説的に有名な無口な性格、どんな状況におかれても冷静さを保つ能力や、反射神経と手腕は相変わらない。

RM 50-04の非常にハイテクなキャリバーは、スプリットセコンドクロノグラフ トゥールビヨンを備え、グレード5チタニンとカーボンTPT®製のムーブメントの重さは、わずか7グラムだ。これらの複雑機能を一つのメカニズムに組み込むには、誤作動しないように保つための完ぺきな動力伝達が必要。摩擦を低下させる必要性は研究チームに、香箱と二番車カナの歯先の形状の改善を要したのであった。トゥールビヨン脱進機とクロノグラフ機構の組み合わせと、今までにない素晴らしいスケルトン加工とのペアリングは、この著しく創造的な時計を絶対的かつ完璧なクロノグラフに仕上げている。



アルファロメオレーシングチームの F1 マシン「C38 シングルシーター」に使われるカラーを、ベゼルとケースバックにホワイトクオーツ TPT®で表現。これは厚み45ミクロンのシリコンを600枚重ね合わせ、加圧装置内で120度の熱処理が行われる前に白いマトリックスを浸透させることで実現した。このプロセスは素材に重量比においての高い耐性と非アレルギー性、そして高い耐UV 性をもたらす。

ノースシンプライ・テクノロジー社(NTPTTM)によって開発されたもの。C38の赤いカラーは、ムーブメントに使用されているカーボンTPT® のフランジやクロノグラフカウンター、そしてパワーリザーブ、トルクとファンクションインジケーターにも採用している。数字の7が配置されたグレード 5 チタン製の文字盤は、ライコネン選手がレース中に装着する。

これらの技術的な解決により、複雑な時計にもかかわらず自社テストで 5000G という並はずれた耐衝撃性を実現している。世界限定30本のこの時計は、ドライバーと彼が参戦するメジャーグランプリ全てに同行することが決まっており、 9月18日のイブニングイベントで発表さた。そして、ライコネン選手は以下のようにコメント。

「フィンランド人は、”ガッツ”と”決断力”があることで知られています。私たちはそれを”sisu”と呼び、胸に秘めていますが、私のスポーツにおいて sisu は十分とは言えません。私は高性能なテクノロジーとチームワークに頼らざるを得ませんが、厚い情熱こそが必要なのです。リシャール・ミルは長年にわたり、3つのエンジンで動かしてきました。それはガッツ、技術力、そして、楽しさです。だからこそ自分の腕にこの革新的な RM 50-04 を着けて参戦することが、何よりも幸福だと感じるのです」

RM 50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ キミ・ライコネン
RM50-03 手巻きトゥールビヨン
49.65 ×44.50 × 16.10mm
価格:1億2300万円(税抜)