クロックが向上したCeleron新モデル

IntelのローエンドCPU「Celeron G」シリーズに、新モデル「G4930」が追加された。2コア/2スレッドという点は従来の下位モデル「G4900」と同じだが、コアクロックが3.1GHzから3.2GHzへと高速化されている。価格は5,500円前後。従来からは300円くらいしか違わないので、あえて下位モデルを選ぶ理由は無さそうだ。

  • Intelの「Celeron G4930」。従来モデルと同様に、GPUは内蔵している

  • クロック以外の仕様は従来と同じ。コスパは良いだろう(TSUKUMO eX.)

クリエイター向けのX570マザーボード

ASRockの「X570 Creator」は、AMD X570チップセットを搭載するクリエイター向けのマザーボードだ。AMDプラットフォームながらThunderbolt 3を備えるのが大きな特徴で、そのほかIntel製のWi-Fi 6(802.11ax)やAquantia製の10GbEなども用意されている。14フェーズ電源の採用など、基本性能も高い。価格は68,500円前後。

  • ASRockの「X570 Creator」。Thunderbolt 3(USBタイプC)×2ポートを搭載

  • バックパネルのほか、基板上にもDisplayPort入力端子が備えられている

なお同社製品で気になるのは、最上位モデルの「X570 Aqua」だろう。これは、CPU、VRM、チップセットを水冷化した製品で、今年のCOMPUTEXで発表され、注目を集めていた。代理店であるCFD販売によると、9月28日の発売を予定しており、価格は118,500円前後となる見込み。全世界で999台限定になるということだ。

  • 水冷クーラーを搭載する「X570 Aqua」。全面カバーで外観もクールだ

第3世代S.A.C搭載のRTX 2080 Super

ELSAの「GeForce RTX 2080 Super Erazor Gaming」は、静音クーラー「S.A.C 3」を搭載するGeForce RTX 2080 Superグラフィックスカード。S.A.C 3は、静音ツインファンと8mm径ヒートパイプ×4本を採用、高い冷却性も実現している。ただRTX 2080の従来モデルに比べると、カードは厚め(2.5スロット厚)。価格は120,000円前後。

  • ELSAの「GeForce RTX 2080 Super Erazor Gaming」。RGB LEDも搭載する

  • 最新の第3世代S.A.Cクーラーを搭載。出力はDisplayPort×3+HDMIとなる

ホワイトカラーのRTX 2060 Superカード

GIGABYTEの「GV-N206SGAMING OC WHITE-8GD」は、ホワイトバージョンの「WINDFORCE 3X」クーラーを搭載するGeForce RTX 2060 Superグラフィックスカード。トリプルファンの大型クーラーにより、ブーストクロックは1,650MHz→1,815MHzへと高速化されている。出力はDisplayPort×3+HDMI。価格は57,000円前後。

  • GIGABYTEの「GV-N206SGAMING OC WHITE-8GD」。白いクーラーを搭載する

  • 中央のファンのみ逆回転することでエアフローを最適化。効率的に冷却する