小玉ユキによるイラスト(左)、浅野いにおによるイラスト(右)。

小玉ユキと浅野いにおが、公開中の映画「ロケットマン」に描き下ろしイラストを寄せた。

ミュージシャンであるエルトン・ジョンの半生を映画化した本作。「坂道のアポロン」の小玉は、派手なステージ衣装に身を包んだエルトンを中央に据え、少年期や全盛期、暗黒期などさまざまな時代の彼を描いている。一方で「ソラニン」の浅野は、無数のスパンコールが施された衣装をまとい、懸命にパフォーマンスを披露するエルトンの横顔を切り取った。

なお小玉は映画について「観客の前で派手な衣装を着て輝かしく歌う姿と、生きるために悩み苦しむ姿は正反対のようでいて地続きで、蓮の花のよう。見えない部分に真実が隠れている。だからこそエルトンの歌は人々に愛されるのだと思います」とコメント。浅野は「世界一眩しいスポットライトを浴びた男。その影の濃さは計り知れなく、全てを知ることは難しいが、人生の最も美しい瞬間の端々が垣間見える素晴らしい作品でした」と述べた。

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