グリーン・デイ新作MVを発表「トランプの登場、カオスな今を映し出した」

フォール・アウト・ボーイとウィーザーも共同ヘッドライナーを務める、2020年のHella Megaツアーに向けてグリーン・デイが新作を発表した。

米現地時間9月10日に、2020年にフォール・アウト・ボーイとウィーザーと共に行う大型スタジアムツアーの日程を発表したグリーン・デイは、ニューアルバム『Father of All…(原題)』の詳細も明らかにした。これは同名のシングルとともに2020年2月7日にリリースされる。

同アルバムからのタイトルトラックは明るく、アップビートで、2016年リリースの前作『Revolution Radio/レボリューション・レディオ』から大きく離れたサウンドになっている。「ロックンロールは時として毒にも薬にもならないものになってしまう。ロックアクトの多くがリスナーの気分を上げる曲を作って、その年のベスト曲に選ばれようとか狙うせいで、結局は骨抜きされた女々しい曲になってしまう。ロック曲ってのはリスナーの心の中で何かが引っかかるような曲だって、俺は思うね」と、グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングがBeats 1のゼイン・ロウの番組で語った。そして「俺たちが暮らしている今の時代は完全にカオス状態だし、これまでもそうだったかもしれないけど、今はトランプが登場しちゃったわけだ。だから(新作では)そんな今を映し出そうとしているんだ」と続けた。

フォール・アウト・ボーイとウィーザーも、9月10日にニューアルバムとニューシングルを発表した。ウィーザーの新曲「ジ・エンド・オブ・ザ・ゲーム」は2020年5月にリリース予定のアルバム『ヴァン・ウィーザー』からのシングルカットだ。「これはリフの多いブルー・アルバムって感じ。メタルやハードロックのリフさ。でもキャッチーなポップ・ロックさはそのままだ」とリヴァース・クオモがロウに語った。

一方フォール・アウト・ボーイは、ワイクリフ・ジョンをフィーチャーした新曲「Dear Future (Hands Up)」を発表した。これは今後リリースされるベスト盤『Greatest Hits: Believers Never Die – Volume Two(原題)』に収録されている。「全員が昔からフージーズとワイクリフの大ファンだった。彼のメロディセンスは最高で、独特な雰囲気を持っているのさ。世界中のメロディをミックスしたものだってすぐに分かるようなもので、それがカッコいいし、うちの子供たちが彼の曲を次から次へと聞いているのを見ると触発されるんだよ。まるでクイーンからリル・ウージー・ヴァートに飛ぶ感じだね」と、ピート・ウェンツがロウに言った。

彼ら3バンドは9月10日にロサンゼルスのウィスキー・ア・ゴー・ゴーでHella Megaツアーのプロモーション・イベントを行う。このツアーはフランスのパリで2020年7月13日にスタートして、8月29日に米国フィラデルフィアで閉幕する。