イベント[2019.09.10 UP]


「東京モーターショー」の開催概要が発表/コンセプトは「OPEN FUTURE」無料ゾーンや産業界との連携などこれまでにない取り組みでモビリティの未来を表現【ニュースキャッチアップ】


文●大音安弘 写真●一般社団法人日本自動車工業会
(掲載されている内容はグー本誌 2019年9月掲載の内容です)


クルマにまつわる最新の話題を開発現場からお届けするこのコーナー。今回のテーマは、10月24日(木)から開催される第46回東京モーターショー。初めての取り組みを含め、モーターショーの概要を紹介する。


無料エリアの設置などこれまでにない取り組みも


 今秋開幕する2年に一度の日本最大の自動車ショー「東京モーターショー」の概要が発表された。
 第46回目となる今回は、「OPEN FUTURE」をテーマに、自動車業界の枠を超えて、世界7カ国、総勢186の企業・団体(平成30年7月末現在)が参加し、クルマやバイクにかぎらず、未来の暮らしや街まで領域を広げ、未来のモビリティ社会が体験できるプログラムとなっている。また、展示や試乗体験を提供する過去最大規模の野外会場をはじめ、だれもが気軽にモーターショーを楽しめる無料エリアの設置など、新たな試みが見られるのも大きな特徴だ。
 会場も有明エリアと青海エリアを結ぶ屋外会場を含めることで、お台場全体を使用したスケールの大きさもポイント。会場間では無料シャトルバスが運行される。このほか、盛り上がりを見せるeモータースポーツに注目し、「グランツーリスモSPORT」を用いたさまざまな大会が開催される点も注目だ。
 海外メーカーの出展が大幅減となったことは残念だが、異なる業界からの参加の促進は、100年に一度といわれる自動車の変革期が生み出す新たなモビリティ社会の姿をより鮮明に映し出すだろう。新生東京モーターショーは、きっと驚きと発見に満ちあふれているはずだ。


[ARIAKE EXHIBITION]新型車を展示するメイン会場


 国内外の自動車メーカーの新型車やコンセプトカーが展示されるメイン会場は、ゆりかもめ国際展示場駅近くの東京ビッグサイト西・南展示棟と、りんかい線東京テレポート駅前の青海展示棟の大きくふたつに分けられた。全体では、国内乗用車メーカー8社(9ブランド)、インポーター3社(4ブランド)、国内商用車メーカー4社、国内2輪メーカーが4社、海外2輪メーカー1社が出展を表明。また、部品メーカーなどによる展示も行われる。


[DRIVE PARK]豊富な試乗コンテンツでクルマ本来の楽しさを体験






 クルマの躍動感を肌で感じられるのが「DRIVE PARK」。最新型の四輪車及び二輪車の試乗体験やデモランを実施。「東京オートサロン」とモータースポーツの祭典「モータースポーツジャパン」との連携によるプログラムにも期待。また国際航空連盟(FAI)公認予定のドローンレースも行われる。見学は無料。試乗のみチケットが必要だ。




[OPEN ROAD]ひととモビリティが共存するスペース


 お台場の散歩ルートとして親しまれる青海と有明を結ぶ全長1.5kmの歩道を会場としたのが「OPEN ROAD」。ここでは、次世代モビリティの展示及び試乗体験が実施される。試乗車として、電動キックボードやトヨタが開発中のパーソナルモビリティなどを用意。この他にもさまざまな乗り物が展示される。試乗にはチケットが必要だが、見学は無料。


[AOMI EXHIBITION]キッザニアとのコラボで子供たちも楽しめる






 クルマにまつわる仕事を子供たちに学んでもらうべく、職業体験ができるテーマパーク「キッザニア」が青海展示棟で期間限定オープン。トヨタ、日産、スバル、ホンダ、三菱、マツダ、ダイハツ、日野などが出展する。


[FUTURE EXPO]産業界がモーターショーに参加 近未来の世界を体験する


 トヨタのショーケース「メガウェブ」は、期間中「FUTURE EXPO」会場へと様変わりする。このエリアでは、自動車メーカーだけでなく、多様な企業団体が参加することで、未来の日本の姿を疑似体験できるのが特徴だ。次世代モビリティに加え、最先端技術が生み出すサービスなど100以上もの展示が行われる。このエリアの見学も無料となっている。


モビリティの未来を体験できるモーターショーになる

 未来のモビリティ社会をいち早く体験できる第46回の東京モーターショーは、2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)の期間で開催。すでにチケット販売も開始され、入場者数限定のプレビューデーチケットなど、さまざまな種類を用意前。前売入場券は、1800円。高校生以下は無料だ。



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