容量も速度も驚くほど快適に!ポータブル外付けSSDおすすめ5選

【この記事のエキスパート】

ITライター:海老原 昭

ITライター:海老原 昭

大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。

キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndoridも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。


本記事では、ITライターの海老原 昭さんへの取材のもと、持ち運びで容量も多く、速度も速い、ポータブル外付けSSDの選び方とおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ポータブル外付けSSDとは

SSDとは「Solid State Drive(ソリッド ステイト ドライブ)」の略で、メモリーが用いられたデータ記録デバイスのことです。パソコンのストレージとしては「HDD(ハード ディスク ドライブ)」が一般的ですが、SSDが低コストに大容量で製造できるようになってから、一般的なPCにも搭載されることが多くなってきました。

本記事でご紹介するポータブル外付けSSDは、基本的に持ち運んで使用することを目的として製造されています。そのため大きな特徴として、記録媒体として使用されているのがディスクではなく、メモリーです。これにより、コンパクトなもの、軽量なものなど、様々な持ち運びしやすいタイプが展開できるようになっています。また、持ち運んだ先を考え、耐衝撃性にも強いため、外出先で写真を撮るようなカメラマンをはじめ、人気となっています。

SSDとHDDはどう違うの?

エレコム 外付けSSD 120GB USB3.1(Gen1)対応 TLC ケーブル収納 ブラック ESD-EC0120GBK:

出典:Amazon

SSDはHDDとの大きな違いは、HDDよりもはるかに処理速度が速いこと、そして作動音が抑えられていることです。それは、SSDは内部に磁気ディスクが組み込まれておらず、データの読み込みについての物理的動作がないため。

また、前述しましたが、持ち運びを前提としているため、耐衝撃性能に優れており、少しの衝撃でもデータが飛ぶといった可能性が抑えられています。近年では、カメラやPCだけでなく、スマホやタブレットに使用できるものもあり、利用頻度が増えています。

ポータブル外付けSSDを選び方

ITライターの海老原 昭さんへの取材のもと、ポータブル外付けSSDを選ぶポイントをご紹介いたします。

【1】保存容量の目安を知ろう

『500GB以下』:データの一時な保存に向いている

一般的に流通しているポータブル外付けSSDの容量は128GB〜1TBです。その中でも、500GB以下は、外出先での写真・動画データ、文章データ、またパソコンの高速化のためのデータ移動などにピッタリの容量です。

例えば、写真データでは、400万画素の写真1枚あたり約2.0MBほど。1000万画素でも約4.5MBほどです。そのため、写真だけであるなら、500GBは十分すぎる容量になります。また、文章ファイルはWord1ページあたり約10KB、100ページで約1MBとなります。そのため、かなりの容量があることがわかります。同様にPCの高速化のためのデータ移動も、500GB以下で十分です。

『500GB~1TB』:はデータのバックアップに向いている

500GB以上の場合は、高画質の写真や、文章・資料データ、自分のパソコンデータ、家庭用&PCゲームなど、本当に様々なデータのバックアップに使用する際にピッタリでしょう。

近年では、スマートフォンやノートPCでも256GB以上が当たり前になってきましたが、まさにもう一台、スマホやノートPCを持っているのと同じか、それ以上の容量になります。非常に容量であるため、使いきれないと思いがちですが、高画質や動画、文章データ、ゲームデータなどをこまめにバックアップしていると意外とストレージの空きが少なくなってきます。バックアップする容量や頻度などもイメージしながら容量を選びましょう。

(※)ポイント:500GB以上だとHDD保存とほぼ同じ使い方ができる

【エキスパートのコメント】

SSDはHDDと比べて容量あたりの価格が高く、大容量データはHDDに、そこまで大きくないデータの移動用にSSD、という住み分けがなされてきました。ところが近年、SSDが普及するにつれて価格も大幅に安くなり、最大容量は2TBクラスまで到達し、1TBクラスで1万円代前半という製品も登場しています。

ポータブルHDDと比べるとまだ高いのですが、1TBあればノートPCなどのバックアップ用としてもかなり余裕が出てきます。USBメモリ替わりと割り切るなら100〜200GB程度の小容量の製品でもいいですが、余裕があれば500GBクラス以上を選ぶと、HDD的な使い方もできて幅が広がります。

【2】接続規格に対応しているか確認

エレコム 外付けSSD 120GB USB3.1(Gen1)対応 TLC ケーブル収納 ブラック ESD-EC0120GBK:

出典:Amazon

『USB接続』:手軽に持ち運びたい方にピッタリ

USB接続は、USBコネクタより有線でつなげることで、設置・データの移動をすることができる一番手軽な接続方式です。コンパクトなサイズのものも多々あり、持ち運びに便利です。USB Type-Cケーブルに対応している製品もあり、新型のMacBookなどに使用できるので、活用の幅が広がっています。

『exFAT規格』:Windows・MacのPCを使用している方にピッタリ

「exFAT」はPCを使用している方にピッタリで、Windows、Macの両方のOSに対応している規格です。また、製品によってはその他のPCのOSに対応しているものもあるので、手軽に使用できます。

『SATA規格』:PCやゲームをする方にピッタリ

SATA(Serial ATA)は、ほとんどのパソコンやゲーム機に搭載されている一般的な規格です。現在はバージョンもアップし「SATA Ⅲ」が主流になりますが、「SATA Ⅱ」「SATA Ⅰ」も対応しています。

『M.2規格』:自作PCをする方にピッタリ

M.2接続は、自作でオリジナルPCを作る方は馴染みが深い規格です。基本的に、自作PCのマザーボード部分に直接設置するためのSSD。先ほど紹介した「SATA Ⅲ」などにも対応している、利便性の高い方式です。

しかし、こちらの規格はそもそもマザーボードに対応していないと使用できませんので、しっかり購入前にマザーボードとの互換性もチェックしましょう。

(※)ポイント:コネクターの種類も念のため確認しておきましょう

【エキスパートのコメント】

SSDはHDDと比べるとはるかに高速で、インターフェースがボトルネックになってしまう場合もあるほどです。

最近はUSB Type-Cポートを採用するパソコンが増えており、MacなどはノートPCを中心に、全面的な切り替えが進められています。SSD本体にケーブルが内蔵されている場合、そのコネクターがType Aだと、パソコン側で使えない(変換ケーブルが必要)というケースもあります。内蔵タイプはケーブル忘れがなくなって便利なのですが、こうしたデメリットもあるため、気をつけましょう。

【3】転送速度はどこを見ればいいの?

データ転送速度に関しての表記は「USB●●」と書かれた部分を確認しましょう。機能の進化は「USB2.0」→「USB3.0」→「USB3.1」とアップグレードしています。もちろん、デバイス本体との互換性もありますが、最近の主流は「USB3.0」「USB3.1」です。これを選べば、転送にストレスを感じることは少ないでしょう。

(※)ポイント:インターフェースの種類によって速度が変わります

【エキスパートのコメント】

現在主流のポータブルSSDは「USB 3.1 Gen.1(5Gbps)」を搭載していますが、搭載するSSD自体が高速なタイプであれば、「USB 3.1 Gen.2(10Gbps)」や「Thunderbolt(20Gbps以上)」などの高速インターフェースを搭載したものが理想的です。ただし、これは使用するパソコン側がそれらのインターフェースを搭載している場合に限ります。

【4】持ち運ぶことを考え、コンパクトなものを選ぶ!

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出典:Amazon

ポータブル外付けSSDだからといっても、やはり重いもの、サイズが大きいものも製品として展開されています。重いもの、大きいものは、バッグに入れた際、邪魔になったり、バッグを重くしてしますので、価格や容量などとのバランスを見ながら、できるだけコンパクトなものを選びましょう。

(※)ポイント:50gを切る製品もあるので、コンパクトなものを探してみよう!

【エキスパートのコメント】

SSDはHDDと違って、物理的な形状の制約はほとんどありません。内蔵用SSDは取り付けの問題もあって2.5インチHDDと同じ形状のものが多いですが、M.2 SSDのようにメモリカードのような形状にもできる自由度があります。

外付けSSDにしても同じことで、内部は極めて小さなコントローラーチップとメモリチップだけですから、ポータブルHDDよりはるかに軽く小さなものが作れます。ポータブルHDDがおよそ200g前後の製品が多いなか、ポータブルSSDは50gを切るものも珍しくありません。

またサイズも名刺サイズやそれ以下、あるいはユニークな形状のものがあり、持ち運びの邪魔にもなりにくい製品がたくさんあります。ただし、どれも小さく軽いので、HDDほどわずかなサイズや重さを気にする必要はない、といえるかもしれません。

【5】持ち運びを考えるなら耐衝撃性も見ておきたい

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ポータブル外付けSDDの魅力のひとつが、耐衝撃性です。持ち運びが多くなるからこそ、少しの衝撃でデータが飛んでしまうのは避けたいところ。製品によっては落下テストをパスしたもの独自の衝撃テストを設けているものまであります。持ち運びを考えている方は、ぜひ耐衝撃性能は確認しておきましょう。

【6】セキュリティー対策はあるに越したことはない

エレコム 外付けSSD 120GB USB3.1(Gen1)対応 TLC ケーブル収納 ブラック ESD-EC0120GBK:

出典:Amazon

仕事のデータを入れたり、プライベートな写真を多数保存する方は、ぜひセキュリティの強さも見ておきましょう。ポータブル外付けSSDを持ち運んだ際、どこかに置き忘れてしまったり、バッグごと電車に忘れてしまうことも考えられます。そんなとき、例えば、ICカードによるロック解除機能、自分のスマートフォンをかざして解除するタイプ、パスワード方式のタイプなど、セキュリティ性能に優れたものも多数販売されています。しっかしセキュリティ対策できるものも検討しておきましょう。

有名メーカー・ブランド

SanDisk(サンディスク)

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「SanDisk(サンディスク)」は、カリフォルニアに拠点を持つ大手半導体メーカー。様々な企業のデータ管理も請け負っており、信頼性は抜群です。また、生産しているフラッシュメモリの品質は随一で世界的に有名です。

Logitec(ロジテック)

Logitec 小型 軽量 ポータブルSSD (480GB, スタンダード):

出典:Amazon

「Logitec(ロジテック)」は、長野県に自社工場を持つ日本の信頼メーカー。「Made in Japan」にこだわり、質の高いのものづくりを操業以来行ってきました。HDDやSSDも製造しており、性能の高さに多くのファンがいる有名メーカーです。

BUFFALO(バッファロー)

バッファロー SSD-PM240U3A-B USB3.1ポータブルSSD 240GB:

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「BUFFALO(バッファロー)」は、愛知県名古屋市に本社を構える、「ユーザー志向」を掲げる大手メーカー。Wi-FiルーターやUSBなど、数々のパソコン周辺機器を製造しています。また、大手ならではのサポート体制も充実しており、満足度の高い製品が展開されています。

サムスン(Samsung)

サムスン Samsung SSD 860 QVOシリーズ 1.0TB(ベーシックキット)※PS4動作確認済み MZ-76Q1T0B/IT:

出典:Amazon

サムスン(Samsung)は、テレビをはじめとした電子機器からパソコン周辺機器まで扱う、韓国の大手総合家電メーカーです。代表的な製品は「Galaxy」ブランドのスマートフォンなどで、同時にSSDも展開しています。

シリコンパワー(Silicon Power)

シリコンパワー 外付けSSD 480GB USB3.2 Gen2 Type-C PS4 動作確認済 Mac Windows 小型 耐衝撃 3年保証 PC60 SP480GBPSDPC60CK:

出典:Amazon

シリコンパワーは、本社を台湾に置き、日本・オランダなどに支社を持つ、メモリーカードなどが代表的な有名メーカー。製品のクオリティが高いだけでなく、データの保護性能も一流。そして、全ての製品が永久保証という、魅力的な製品を展開するメーカーです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)