カーライフ[2019.09.06 UP]


軽自動車の種類(ボディタイプ)とそれぞれの特徴を紹介!

軽自動車の種類(ボディタイプ)とそれぞれの特徴を紹介!グーネット編集チーム

現在の軽自動車は、ボディのサイズに制限があるにもかかわらず、SUVからスーパーハイトワゴン、ワンボックスタイプまで、様々なボディタイプのモデルがラインアップされており、自分の趣向や用途に応じて、最適な1台を選べるようになっています。それぞれのボディタイプには、メリットやデメリットがあり、自分のあったボディタイプを見極めるのがクルマ選びの第一歩といえます。

ここでは、軽自動車の各ボディタイプの特徴と代表的な車種について詳しくご紹介していきます。


軽自動車とは?

軽自動車とは?グーネット編集チーム

軽自動車とは「排気量660cc以下、長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下の三輪及び四輪自動車」という規格に当てはまるクルマのことです。歴史を紐解くと、昭和24年7月に初めて軽自動車の規格が制定され、当初は150cc(4サイクル)だった排気量も年々規格が緩和され、平成元年には現在の660ccとなりました。

軽自動車の1つ目の特徴は、コンパクトなボディサイズです。平成8年には現行と同じ「長さ3.4m以下、幅1.48m以下」まで拡大していますが、それでも小型自動車(5ナンバークラス)の「長さ4.7m以下、幅1.7m以下」と比べるとボディは格段に小さく、狭い道などでも取り回しが容易なので、運転初心者にも人気が高くなっています。

軽自動車の2つ目の特徴は、維持費の安さです。660ccという小さい排気量なので、燃費性能は大きなエンジンを積んだ普通自動車よりも優れていることが多くなります。また、自動車税も自家用であれば10,800円と、普通自動車の自動車税と比べて数分の一になります。維持費が安いため、複数台クルマを所有している家庭のセカンドカーとしての需要が高いことも挙げられます。


軽自動車の種類1:セダン


明確な決まりはないものの、概ね全高1,600mm以下の軽自動車がセダンタイプと区分けされます。昔の軽自動車というのは、今のように背が高いハイトワゴン系の車種がなかったため、乗用タイプはほぼ全てこのセダンタイプでした。

特徴としては、車重が軽く燃費性能がよいことが挙げられます。また、車高が低いのでコーナーでのふらつきも少なく、自然な感覚で運転することができます。乗り降りもしやすいので、女性や高齢者まで幅広いユーザーにお勧めできるのがセダンタイプの軽自動車です。

セダンタイプの軽自動車の例を挙げると、スズキの「アルト」や「ラパン」、ダイハツの「ミライース」、ホンダの「N-ONE」などが挙げられます。現在では車高が高い軽自動車が主力となっているため、セダンタイプの軽自動車を生産しているメーカーは少なく、他のメーカーもラインアップはしていますが、OEMが中心となっています。


軽自動車の種類2:ハイトワゴン


ハイトワゴンの元祖といわれているのが1993年に登場したスズキ「ワゴンR」です。それまでセダン一辺倒だった日本の軽自動車にとって、目線が高く運転しやすいハイトワゴンの登場は、その後の軽自動車に多大な影響を与えました。ワゴンRのライバルとして長年ラインアップされているのがダイハツの「ムーヴ」であり、他にも、ダイハツの「ムーヴキャンバス」、日産の「デイズ」、三菱の「EKワゴン」などが挙げられます。

ハイトワゴンの特徴としては、セダン系と比べて目線の高さが挙げられます。前方の視界を得やすく、クルマとしてのバランスの高さが魅力です。セダンは少し狭い気がするけど、スーパーハイトワゴンまでは必要ないというユーザーにとっては、燃費性能や運動性能、室内空間のバランスが最も取れているのがハイトワゴンとなります。


軽自動車の種類3:スーパーハイトワゴン


軽自動車の中で、最も新しいカテゴリーでありながら、一番売れているのがスーパーハイトワゴンです。車高が1,700mm以上あり、ゆとりがある室内空間とファミリーユースを想定した大きな両側スライドドアを備えた車種が多いのが特徴です。とにかく室内空間を優先して作られているので、前方のエンジンルームはミニマムになっており、全高を高くして上下方向のスペースを広げています。

子育て世代や高齢者にも配慮するため、後席の乗り降り口のステップの高さを下げ、大きな開口部があるスライドドアを各社とも配置しています。このスライドドアにより、子供が隣のクルマにドアをぶつける心配もなく、狭いスペースでも楽に乗り降りが可能です。

車種の例としては、ダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」、ホンダ「N-BOX」などが挙げられます。それぞれに細かい違いはありますが、箱形のボディや両側スライドドアなどの大まかな形状は同じです。軽自動車の中では車重が重い部類に属しますが、最近の車種ではエンジンの性能も向上しているので、燃費性能もかなり優秀です。また、各車ともにターボエンジンを搭載したグレードが設定されているので、動力性能も満足できるレベルが確保されています。


軽自動車の種類4:SUV


軽自動車にもSUVタイプのモデルが存在しますが、SUVタイプのモデルを大きく分けると本格的クロカン派とクロスオーバータイプの2つに分けられます。本格的クロカン派を代表するのがスズキの「ジムニー」であり、その起源は1970年までさかのぼることができます。

ジムニーの特徴は、伝統のラダーフレーム構造による堅牢なボディや、路面状況に応じて2WDと4WDを変えられる機械式の副変速機、3リンクリジッドアクスル式サスペンションが挙げられます。その実力は、軽自動車という枠を超えて、多くのオフロード走行を趣味とする方々に支持されています。ジムニーはオフロード性能に特化したモデルであるため、室内空間や燃費性能については、他のカテゴリーの軽自動車よりも劣ります。

もう1つのクロスオーバータイプを代表するのがスズキ「ハスラー」です。こちらはオフロード性能ではなく、スタイリング重視でSUVに仕立てられたモデルです。ジムニーと比較すると、確かにオフロード性能では目立った特徴はありません。しかしながら、ポップなエクステリアや、多彩なシートアレンジ、収納スペース、オンロードでの乗り心地、燃費性能などは非常にバランスよくまとめられています。


軽自動車の種類5:ワンボックス


軽自動車のワンボックスというのは、商用の軽バンをベースにしながらも、乗用モデルに変更したタイプのクルマです。もともと、荷物を多く積むことが目的のバンをベースにしているため、乗り降りがしにくかったり、快適性が若干劣るのは否めませんが、積載性に関してはスーパーハイトワゴンと比べても大きな優位性があります。

代表的な車種としては、ダイハツ「アトレーワゴン」、スズキ「エブリイワゴン」などが挙げられます。過去にはスバル「サンバー」や三菱「タウンボックス」、ホンダ「バモス」などが各メーカーで生産されていましたが、すでに生産が終了しています。ワンボックスタイプの軽自動車の特徴としては、大人が4名乗っても十分な荷室が確保されているので、キャンプやマリンスポーツなどのアウトドアユーズにも対応していることです。


まとめ


軽自動車には、背が低いセダンタイプをはじめ、ハイトワゴンやスーパーハイトワゴン、SUVやワンボックスまで様々なタイプがあるという点では普通自動車と同じです。排気量は660ccで統一されているため、動力性能は似通っていることが多いですが、その分室内スペースや安全性能などを細かく比較する必要が出てきます。軽自動車を選ぶ際は、まずはボディタイプを絞り込み、その上でライバル車種を比較することが近道となります。



関連情報


ボディタイプ:軽自動車