NTTは9月4日、米Major League Baseball(MLB)と複数年のパートナーシップ契約を締結したと発表した。

両者はパートナーシップ契約を通じて、次世代の野球観戦体験の実現に向けて、NTTの先端技術「Ultra Reality Viewing(URV)」に代表される最新テクノロジーの導入を検討していくという。

Ultra Reality Viewing技術は、複数の4Kカメラ画像をリアルタイムで12Kなどの超ワイド画像に結合し、それらを遠隔地にリアルタイムに伝送するNTTの超高臨場感メディア同期技術。通常のカメラでは撮影できない広視野角、高精細の映像をリアルタイムに生成・伝送する。

MLBでは、今秋のポストシーズンゲームにおいてURVを活用したライブビューイングを実施することを予定しているという。

また、NTTは「Official MLB Fan Experience Partner for Ultra Reality Viewing」およびMLB放送チャネル「MLB Network」の放送システムの冠スポンサーとなる。