俳優の椎名桔平が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(毎週水曜22:00～)に出演することが3日、明らかになった。

椎名桔平

『過保護のカホコ』のチームが再集結する同ドラマは、忖度できない主人公・サクラ(高畑充希)の入社から10年間を描くもの。椎名は、サクラたちが入社するゼネコン・花村建設の人事部長・黒川森雄を演じる。

黒川は、人事部長として、新入社員全員を預かり、またそれぞれの配属先を決定する重要な役柄。サクラにとって10年間、上司として深く関わる人物だが、サクラたちの味方なのか、敵なのか…。

椎名は「(脚本の)遊川(和彦)さんとは以前、スペシャルドラマでご一緒させていただきました。独自の視点を持ち、人や社会の本質を描き切ることのできる方と思っています。今回初めて、連続ドラマでご一緒できることをとてもうれしく思います」とコメント。「会社勤めの経験が無い私には、“同期”という感覚がありません。今回の若い方たちに対して、そんな無いものねだりのようなうらやましさを抱きながら、“同期”とは? あるいは仲間、人、社会、人生とは、、、と思いを巡らせていきたいと考えてます」と語る。

大平太プロデューサーは、椎名の役どころについて、「主人公・サクラや同期にとって、“大人”や“社会”の象徴です。優しい一面と厳しい一面、時には『許しがたい理不尽』も表現してもらう重要な役どころを、桔平さんがどのように演じてくれるか、今から楽しみです」と期待を述べている。