ウイングアーク1stは9月2日、OCRと文書管理がオールインワンになった文書データ活用ソリューションSPAの最新バージョン「SPA Ver.10.2」およびクラウドサービス「SPA Cloud」を同日より提供開始した。

新たにリリースされる新バージョン「SPA Ver.10.2」では、マルチフォームデータキャプチャを実装したことにより、複数フォームが混在するPDFやTIFF文書のOCRデータ化をノンプログラミングで実現できる。

主な新機能として、文字が記載されていない空白フィールドを読み飛ばすことが可能となり、また、位置補正の対象となる部分を指定可能となった。

さらに、OCRエンジンWingarc Data Captureの日本語対応文字コードが、JIS第1、第2水準に加えJIS第3水準、JIS第 4水準、JIS補助漢字に対応した。

このほか、レビューの階層を複数設定できるようになったことで承認フローの効率運用を実現するほか、SAML認証に対応したことでADFSやSFDCなど外部のID管理プロバイダーと連携可能となった。また、SPA Cloud環境においてSPA Bridge経由でオンプレ環境のADサーバーを使った認証が可能となっている。