夏が終わった。と感じるのは、私が"カメコ"だからでしょうか。

"カメコ"とは、"カメラ小僧"の略称のこと。モーターショーやコスプレイベントで、カメラ片手に女の子や展示物を撮影しているアレです。

  • 主にイベントなどで撮影しているのが"カメコ"

そのアレに含まれる"カメコ"こと筆者は、今年も8月9~12日に開催された大規模同人誌即売会「コミックマーケット」(以下、コミケ)に参加してきました。毎年「コミケ」が終わると、「あー夏が終わったなー。水着美女はまた来年かー」と思うぐらいには"カメコ"をしています。

今年で「コミケ」への参加歴は6年目になるのですが、それなりにイベントに参戦する機会が多いと、どこぞに「あのコスプレイヤーがいるから後で撮影しに行こう!」とか、「この辺りに撮りたい子が来そうだ!」とかが分かるようになります。狩猟本能なのか、そうじゃないのか。「いかに効率良くアノ子たちを撮影できるか!」という能力が、"カメコ"は自動的に研ぎ澄まされていきます。不思議!

ただし、毎回同じルーティンだと刺激が無い。撮りたいアノ子ではなく、まだ見ぬ原石も撮影してみたい。なんて心理も"カメコ"にはあります。”カメコ”としてのコスプレイベントの醍醐味は、自分が撮影してみたい人との交流以外にも、これから爆発的に有名になりそうな原石を見つけるという側面も持ち合わせるのです。

冒頭で説明した通り、筆者は"カメコ"としての「コミックマーケット」参加歴は今年で6年目を迎えました。普段どおりに撮影するのも楽しいのですが、どこか物足りなさを感じていたのです。しかし今夏は違いました。中国からの来訪者「綺太郎」(きたろう)さんに出会ったからです。

コミックマーケット初日の昼過ぎに、公園エリアで筆者が撮影していると、どこからともなくVTuber・湊あくあのコスプレであらわれた彼女。キレイに切り揃えられたウィッグに、フリルやリボンがアクセントとなったワンピース風の青色のコスチューム。華奢な体躯とクッキリした目鼻立ちも相まって、次元の壁を超えて来たのだろうか? と唸るコスプレでした。

※綺太郎さん掲載の記事はコチラ

その証拠に、またたく間に撮影したい”カメコ”たちによる人だかりが形成されると、翌々日もそのまた翌日もすぐさま大勢の参加者が大挙。いわゆる”囲み”と呼ばれる独特なカルチャーが存在するのですが、これはコスチュームのクオリティや美貌、知名度、ファン対応の良さなどに応じて自然発生していくものなのです。なんてシビア。

  • 3日目の"囲み"の様子

通常であれば、それなりの実績を作られなければなかなか"囲み"は作られないのですが、一瞬で多くの人を魅了した彼女は何者なのでしょう。お話を伺ってみると、普段は中国で活動していて、大きなイベントが開催される際に日本に来日しているそう。今回の滞在では、「コミックマーケット」閉幕後に行われる撮影会に参加したのち、また中国へ戻ると教えてくれました。

「かわいい。ここで取材しないと、次に見れるのは「コミックマーケット97」(2019年12月28~31日開催)になってしまう」と、なんとも打算的な考えが働いた筆者は、すぐさま綺太郎さんのマネージャーさんに取材を打診。後日行われる撮影会の前に取材に応じてくれることに。

場所は、和のテイストに白を基調としたインテリアで統一されている高級料亭。「コミケ」初日からすでに4,000人近くもツイッターのフォロワーが増加した、中国期待の成長株である綺太郎さんに、コスプレをしようと思ったキッカケやこれからの活動などについてお話ししていただきました。インタビューは次のページから。フォトレポートとともにお楽しみください!