俳優の唐沢寿明が主演する日本テレビ系ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(毎週土曜22:00~)の撮影現場にこのほど、主題歌を歌うロックバンド・BLUE ENCOUNTが訪問した。

  • 唐沢寿明(中央左)、真木よう子(中央右)とBLUE ENCOUNTのメンバー=日本テレビ提供

BLUE ENCOUNTの4人が登場すると、現場は割れんばかりの拍手が。唐沢とは『THE LAST COP』以来の約3年ぶりの再会、真木よう子とは初対面で、差し入れのどら焼きを渡した。

ドラマ本編の緊張感がウソのような笑顔あふれる和やかな雰囲気の中、4人は主題歌「バッドパラドックス」へ込めた『ボイス』への熱い想いを伝えた。

BLUE ENCOUNTは「実は、メンバー一同ドラマ化が決まる前から韓国版の大ファンで、こんなに縁深いことがあるんだなあと、主題歌のお話をいただいた時から喜んでいました。今回の主題歌『バッドパラドックス』を書き始めるにあたって、第1話で奥さんを殺され打ちひしがれた樋口(唐沢)に寄り添えるように、そして、そんな心の傷を原動力にして人々を救っていくという物語の芯の部分を描けるように、意識しました。最終的に、樋口とひかり(真木)、2人に共通する『心に負った傷を誰かを救う力に変える』という部分に光を当てた楽曲になったと思います」とコメント。

また、「ドラマ本編でも毎話すごくいいところで曲をかけてくださっているのですが、初めて監督とお会いしたとき、『実は、各話の終盤のシーンは、曲にあわせて構成している』というとても光栄なお話を伺いました。人生で一番と言っても過言ではないぐらい自分たちの書いた楽曲を大切にしていただいて、感動しています」と話していた。