元プロ野球選手で現・西武ライオンズ2軍監督の松井稼頭央が、25日に放送されるTBSのドキュメントバラエティー『消えた天才』(18:30~)に出演。PL学園野球部時代に絶対に勝てなかった同い年のライバルについて語る。

消えた天才

松井稼頭央、PL時代に勝てなかった天才と20年ぶり再会

昨年、25年間の現役生活に幕を下ろした松井。現役時代には史上10人しかいないトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した。また、日本人初の内野手メジャーリーガーとして海を渡るなど、記録、記憶に残るプレーで球界に名を残した。

そんな松井だが、PL学園時代に絶対に勝てなかった同い年のライバルがいたという。その天才は、入部わずか3カ月でレギュラーを獲得。松井との2枚看板でチームを5年ぶりの甲子園出場に導いた。

その天才について、桑田真澄、清原和博のKKコンビを育てた名将・中村順司氏は「桑田、清原と同じく1年生から期待していた選手」「当時の関係者から(天才)には野球で教えることがないとよく言われていた」と当時を回想。1年生でのレギュラー獲得は異例と言われる当時の“最強PL”の中で、中村氏は「1年生の清原に背番号3を与えた心境と同じだった」と、その才能を称えた。

しかし、天才は高校卒業後、大学に進学するものの、すぐに野球部を退部し表舞台から姿を消した。そこには、野球人生で初めて直面した葛藤があったという。番組では、その真相を追跡取材。松井自身が20年ぶりに天才と再会し、野球を辞めるに至った真相を聞く。天才が語った当時の思いに、松井は絶句。初めて明かされる天才の葛藤とは?

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