LANケーブルおすすめ5選! ITライターがこだわりの選び方も解説

【この記事のエキスパート】

ITライター:海老原 昭

ITライター:海老原 昭

大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。

キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndoridも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。


ITライターの海老原 昭さんにLANケーブルの選び方のポイントとおすすめ商品をおうかがいしました。ネットへの接続には欠かせないLANケーブルですが、通信速度に合った仕様(カテゴリー)、コネクターの耐久性やケーブルの形状、芯線の種類など、さまざまな違いがあります。LANケーブルのスペックに注目して商品を選べば、速度と安定度がよりアップするはずです。各ショッピングサイトの売れ筋ランキングも参考にしてください。

LANケーブルの選び方をITライターに聞いた

ITライターの海老原 昭さんに、LANケーブルを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。LANケーブルを探している方は、選び方を参考にしてみてください。

通信速度に合ったカテゴリーを選ぶ

【エキスパートのコメント】

LANケーブルには、対応する通信速度に合わせてノイズ対策などの仕様が決められた「カテゴリー」(CATEGORY、CAT)というランク付けがあります。

カテゴリーの数値が高いほど高速な規格に対応しており、一般に市販されているケーブルのカテゴリーは概ねCAT5〜7eです。なお、ギガビット対応が5e〜6、10ギガビット対応は6A以上になります。

100BASE時代のケーブルのままギガビットに切り替えても速度が出ない場合は、ケーブルを変えると解決するケースが多いです。同じ速度に対応している場合には、より上位のカテゴリーのほうが周波数などに余裕があります。たとえば、一般的な家庭でギガビットイーサを使うのであれば「CAT6」のケーブルがおすすめです。

コネクターの耐久性で選ぶ

【エキスパートのコメント】

LANケーブルのコネクターは、ちょうど電話線のモジュラージャックを大きくしたような形状です。このコネクターには丈夫なツメがありますが、細いパーツのため、比較的折れやすくできています。このツメが折れてしまうとケーブルが固定されず、ちょっと足を引っ掛けたり、地震などでマシンが動いた拍子に抜けてしまうことがあります。

据え置きパソコンの場合はめったに抜き差ししませんが、モバイルPCや一緒に持ち歩くケーブルの場合、抜き差しが多くなればなるほど、折れる機会も増えていきます。

最近は素材を工夫して折れにくい「折れないコネクター」を標榜する製品が登場しているので、ケーブルを抜き差しする機会が多い人は、こうしたケーブルを選ぶといいでしょう。プラグカバーが付いていれば、ツメが折れにくくなるのと同時に色でケーブルを見分けやすくなるので便利です。

BUFFALO(バッファロー)『BSLS6NUBK2シリーズ』:

出典:Amazon

ツメを180度曲げても折れないコネクターを採用しているのが特徴。標準タイプより約40%薄いので、取り扱いも簡単です。

ケーブルの形状も確認する

【エキスパートのコメント】

LANケーブルは大きく分けて標準タイプ、フラットタイプ、スリムタイプの3種類があります。標準タイプは直径5.6mmのケーブルを使いますが、かなり太く曲げにくいため、家具やドアの隙間などを通そうとすると苦労します。

そこで登場したのが、直径が3〜4mmの細いケーブルを使うスリムタイプと、きしめんのように平たく、厚さが1.4mm程度と薄いフラットタイプです(巻き取りタイプのケーブルも基本的にこれ)。

どちらもたいへん取り回ししやすいのですが、ネットワークケーブルの規格としては非正規なもので、ノイズや引っ張りには弱くなります。基本的に、主回線からルーターなどまでの間は標準タイプでつなぎ、スリムタイプやフラットタイプを使う場合は、ルーターやハブからパソコンまでの短い区間に使うのがおすすめです。

BUFFALO(バッファロー)『BSLS6FUBK2シリーズ』:

出典:Amazon

CAT6対応のLANケーブル。フラットタイプなのでドア下の隙間や、カーペットの下にも通せます。

芯線の種類もチェック

【エキスパートのコメント】

イーサネットケーブルは8本の芯線を束ねて1本のケーブルを構成しています。この芯線自体も、細い線を束ねて作った「より線」と、太い線を使った「単線」がありますが、「単線」のほうがノイズに強く、特にケーブルが長くなったときにエラーが起きにくいという特徴があります。

ギガビットイーサ以上の高速なネットワークを使う場合や、15m以上の距離をケーブルで繋ぐなら、単線のケーブルを選びましょう。なお、8本の芯線は2本ずつペアでより線(ツイストペア)になっています。この、「より」の強さが強いほどケーブルは固く取り回ししにくくなりますが、ノイズには強くなるため、できれば「より」の強いケーブルを選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)