女優の橋本愛が、日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(10月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが22日、明らかになった。民放の連ドラにレギュラー出演するのは、『若者たち2014』(フジテレビ)以来5年ぶりとなる。

橋本愛

『過保護のカホコ』のチームが再集結する同ドラマは、忖度できない主人公・サクラ(高畑充希)の入社から10年間を描くもの。橋本は、サクラが入社したゼネコン「花村建設」で、サクラの同期・月村百合を演じる。

サクラとは、入社後配属までの研修期間、サクラと同じグループになった5人のうちの1人で、自分の夢にひたむきで、決して忖度しないサクラとは対照的に、クールで場の空気を読むが、常に「自分の居場所」を探しているイマドキの若者という役柄だ。

橋本は「沢山の勇気を持って生きる百合さんという女性を、勇気を持って演じたいと思います。変わらないことの美しさと同等に、変わることの美しさをお伝えできれば。沢山の人の想いや生き方を肯定できるように頑張ります。そして1人でも、『こんな風に生きたい』と思ってもらえるように」とコメント。

脚本の遊川和彦氏は「橋本さんとはずっと前から一緒に仕事したくてたまりませんでした。彼女の芝居は、ウソや誤魔化しがなく、少し不器用だけど、いつも真剣だから。初めて会った時も、いい作品を作るためには、逃げないでチャレンジしてくれる人だと感じ、やっぱりなとうれしくなりました。今まで見たことないような橋本愛の芝居を引き出し、沢山の人に喜んでもらえたらいいなと祈りながら、今は本を書いてます」と意気込む。

そして、大平太プロデューサーは「橋本さんには、何度もラブコールを送りましたが、今回の作品で実現したことに何かの“縁”を感じています。高畑充希さんの持つ“あふれ出るようなエネルギー”と橋本愛さんの“秘めたるパワー”が、遊川脚本で化学反応を起こしてくれることを期待してます」と話している。