ドバイの反LGBTQ法への抗議、The 1975マシューが男性ファンにキス

The 1975のフロントマン、マシュー・ヒーリーは、アラブ首長国連邦(UAE)の露骨な反LGBTQ法への抗議としてドバイで行われたライブ中に男性ファンにキスをした。

「僕の『行動』のせいで、もうドバイには戻れないかもしれない」とThe 1975のフロントマン、マシュー・ヒーリーはTwitterに投稿した。

The 1975のフロントマン、マシュー・ヒーリーは、アラブ首長国連邦(UAE)の露骨な反LGBTQ法への抗議として、現地時間8月14日の水曜日にドバイで行われたライブ中に男性ファンにキスをした。ドバイのコカ・コーラ・アリーナで開催されたこの日の公演は、The 1975にとってUAEでの初ライブだった。「ラヴィング・サムワン」の演奏中、ヒーリーはステージから降り、オーディエンスの声援と黄色い声が降り注ぐなか、男性ファンの唇にキスをした。

公演後、ヒーリーはTwitterにこのようなコメントを投稿した。「ありがとうドバイ、最高だったよ。僕の『行動』のせいで、もうドバイには戻れないかもしれないけど、みんなを愛してることはわかってほしい。それに、もう一度チャンスがあっても僕は同じことをするだろう……でも、ひょっとしたらまた入国させてくれるかもしれない。様子を見てみよう:)」

UAEの法律では、同性愛は犯罪であり、最大で10年間の禁固刑に処せられる可能性がある。ヒーリーのキスは、ドイツのロックバンド、ラムシュタインのバンドメンバー同士がロシア独自の「同性愛プロパガンダ法」への抗議としてモスクワでのライブ中にキスを交わしたステージパフォーマンスに通じるものがある。

The 1975が公の場所でメッセージを発信したのは今回が初めてではない。2018年にバンドはロンドン発のLGBTQセンターの開設を支援するために寄付を行っているし、2019年のブリット・アワーズの受賞スピーチでヒーリーは、女性差別者たちを非難した。

「こういうことについて話すのはあまり気が進まないんだ。いかにも意識高い系です、みたいに見られるのが嫌だから。でも、僕とバンドのメンバーは、自分たちのお金をこういう取り組みに使うのは当然ながらいいことだ、と思ってる」とLGBTQセンターについてヒーリーは英ガーディアン紙に語った。