徹底分析中古車相場[2019.08.10 UP]


【グー連載コラム】徹底分析中古車相場

中古車相場のイメージ画像

中古車を購入するうえで相場の動向をチェックするのは、お得に買うためには必須事項といっていい。そこでグー編集部が持つ膨大なデータから、過去1年の平均相場動向をもとに、日々変動する中古車相場について読み解いていこう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年9月号の内容です)


【今月のテーマ】カテゴリーごとに探したい 低燃費性能が優秀なモデル


 クルマの所有にはなにかとお金がかかるものだが、低燃費車であればランニングコストのなかで大きなウエイトを占める燃料代が抑えられ、経済的な部分でメリットが得られる。だからこそ、燃費性能はクルマ選びにおける重要な基準のひとつとなっているわけだ。
 低燃費車イコール小型車と考える人は少なくないが、ハイブリッドシステムやダウンサイジングエンジンの普及によって、SUVやスポーツカーといったジャンルでも燃費重視の選択は可能だ。
 燃費の良し悪しについて判断する時は、カタログ上に記載されているモード燃費を参考にするといい。おおむね25km/L以上の数値を達成しているクルマをターゲットにするといいだろう。
 ただし、数値はひとつの判断材料であるという点も肝に銘じておきたい。低燃費車のなかには、燃費性能を追求するあまり、無理をして他の性能を削ったように感じさせるクルマもあるからだ。低燃費車を選ぶ際には、優れた燃費性能を達成するために、どういった設計がなされ、採用された技術が燃料消費量の抑制にどう効いているかという部分にも着目したい。そのうえでしっかり試乗を行い、燃費と走りの両立という命題をいかにクリアしているかを確認しておくべきだろう。


ホンダ アコード(現行型)

ホンダ アコード(現行型)の画像

最新鋭のメカニズムを搭載した高級セダン
 ホンダ独自の2モーターハイブリッドによって、低燃費と爽快な走りを両立。高度化光ビーコンを使用した信号情報活用運転支援システムに世界で初めて対応するなど、最新機能を備えたアッパーミドルセダンとして燃費以外にも選ぶ価値が見出せる。


中古車参考価格帯:150万円から310万円【相場傾向→・・・買い!】
ホンダ アコード(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2013年6月から ※全グレード

現行型は日本国内での新車販売が振るわず、中古車の流通台数が少ないため相場の動きが鈍い。しかしセダンクラスのなかでは不人気なので、同クラスのモデルに比べると、機能や装備が充実しているわりに購入しやすい。


トヨタ シエンタ (現行型)

トヨタ シエンタ (現行型)の画像

レジャーにも最適なコンパクトミニバン
 コンパクトなミニバンだが、低床フラットフロアによる高効率パッケージによって車内にはゆったりとした空間が確保されている。3列シート車のほか、アクティブな用途に特化した2列シートのFUNBASEもラインナップし、幅広いユーザーに推奨できる。


中古車参考価格帯:130万円から210万円【相場傾向↓・・・買い!】
トヨタ シエンタ (現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2015年7月から ※全グレード

実用的なコンパクトミニバンの需要は高く、現在の下落幅をしばらく維持するだろう。ハイブリッド仕様は相場が高めだが、年式が新しいので機能や装備に満足できるうえに、駆動用バッテリーの劣化についても不安はない。


トヨタ パッソ(現行型)

トヨタ パッソ(現行型)の画像

小型でも使い勝手のよさが美点
車両感覚が掴みやすい小型のボディながら、効率的なパッケージングによって車内は十分なスペースが確保され大人4名での乗車も問題なくこなせる。相場の中心は80万円から100万円台。


中古車参考価格帯:40万円から130万円【相場傾向↓・・・買い!】
トヨタ パッソ(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2016年4月から ※全グレード


スズキ アルト(現行型)

スズキ アルト(現行型)の画像

日常のアシに最適なスモールカー
低価格なクルマなので相場の変動が少なく、大きな値崩れもしづらい。お手頃とはいえ、近年必須となった安全運転をサポートする機能もしっかりと備わっている部分も見逃せない。


中古車参考価格帯:40万円から90万円【相場傾向↓・・・買い!】
スズキ アルト(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2014年12月から ※全グレード


日産 ノート(現行型)

日産 ノート(現行型)の画像

e-POWER搭載モデルは高め
アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速まで行えるe-POWER Driveは、既存のコンパクトカーにないユニークな特徴だ。流通台数は多いが、e-POWER狙いなら待つべきだ。


中古車参考価格帯:30万円から250万円【相場傾向↑・・・待ち!】
日産 ノート(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2012年9月から ※全グレード


トヨタ プリウス(現行型)

トヨタ プリウス(現行型)の画像

燃費と走りを高い次元で両立
経済性を重視するユーザーに最適の選択だが、低重心化やシステムの小型化といった改善で走りの能力も向上。登場から3年を経て流通台数が増加し、相場も緩やかに下降しはじめている。


中古車参考価格帯:130万円から240万円【相場傾向↓・・・買い!】
トヨタ プリウス(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2015年12月から ※全グレード


ホンダ ヴェゼル(現行型)

ホンダ ヴェゼル(現行型)の画像

多彩な用途に対応する万能SUV
ホンダ製ミニバンに通じる使い勝手のよさが持ち味で、多彩な用途に応えられる。SUVクラスの売れ筋とあって、中古車市場での流通台数が増加傾向にあり相場は下落傾向を強めている。


中古車参考価格帯:120万円から250万円【相場傾向↓・・・買い!】
日産 エクストレイル (先代型)・中古車相場価格のグラフ画像2013年12月から ※全グレード


トヨタ アクア(現行型)

トヨタ アクア(現行型)の画像

燃費重視ならベストチョイス
カタログ値は最高で38.0km/Lを達成し、市街地走行が主体なら燃料代は大幅に抑えられる。燃費の良さだけでなく、小型車として理想的な能力を備えていることから中古車人気も高い。


中古車参考価格帯:40万円から170万円【相場傾向↓・・・買い!】
トヨタ アクア(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2011年12月から ※全グレード


トヨタ カローラアクシオ(現行型)

トヨタ カローラアクシオ(現行型)の画像

扱いやすさが美点の定番セダン
運転しやすく、実用的な装備も充実しているのでユーザーを限定することがない。ベーシックなセダンとして誰にでもスマートに扱えるのが美点だ。モデル末期だが相場は安定している。


中古車参考価格帯:50万円から200万円【相場傾向→・・・買い!】
トヨタ カローラアクシオ(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2012年5月から ※全グレード


マツダ ロードスター(現行型)

マツダ ロードスター(現行型)の画像

人馬一体の爽快な走りが信条
人馬一体と称される運転感覚とオープンならではの爽快感を、あらゆる場面で堪能できる。趣味性の強いモデルとあって流通台数が少なく、相場は今後も高い水準を維持していくだろう。


中古車参考価格帯:180万円から290万円【相場傾向→・・・買い!】
マツダ ロードスター(現行型)・中古車相場価格のグラフ画像2015年5月から ※全グレード