ウエスタンデジタルは8月8日、同社のデータセンターシステムポートフォリオに2つの製品、「Ultrastar Serv24-4N 4ノード NVMe オールフラッシュ」および「Ultrastar Serv24+6 ハイブリッドストレージサーバプラットフォーム」を新たに追加した。

HCIやスケールアウトSDS向けの「Ultrastar Serv24-4N 4ノード NVMe オールフラッシュ ストレージサーバ」は、高速かつ効率性の高いストレージを必要とするデータインテンシブなアプリケーション向けの高性能なHCI向けに設計されているという。

  • Ultrastar Serv24-4N 4ノード NVMe オールフラッシュ ストレージサーバ

SSD×6にPCIeフルレーンx 24を備え、デュアルCPUを持つサーバ-ノード×4により構成。Intel Xeonとチップセットのコア数および電力は、選択することが可能。各ノードに3×16のPCIeスロットを配し、RAW容量は最大184TB。

SDS向け「Ultrastar Serv24+6」高密度ストレージサーバは、データインテンシブなアプリケーション向けに設計された高密度な2Uハイブリッドストレージサーバで、ファイルサービス、メディアストリーミング、ビデオ監視、IoTデータ集約、バックアップ、アーカイブ、およびビッグデータ解析といったSDSのユースケースに最適だという。

  • Ultrastar Serv24+6

24 HDDベイをもち、オプションとして4つのHDDベイを後部に追加。最大容量を420TB(RAW容量)まで引き上げることが可能。HDDはSASまたはSATAを選択することが可能。また、より高速なデータ階層向けにリアベイ内に最大6つのNVMe SSDを搭載可能とするハイブリッドサポートを提供する。

なお、「Ultrastar Serv24-4N」および「Ultrastar Serv24+6」のストレージサーバとも5年間の製品保証付。「Ultrastar Serv24-4N」は本四半期に、「Ultrastar Serv24+6」は現在製品サンプルを提供中で9月には量産を予定している。