米ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は8月5日(現地時間)、MapRの事業資産を取得したとを発表した。今回の資産買収により、HPEはミッションクリティカルなビッグデータ処理ワークフローのワークロード最適化が、クラウドネイティブ、オンプレミスにまたがり促進されるという。

MapRはスケールアウト、マルチクラウド、マルチプロトコルのファイルシステムテクノロジーをエンジンとする、AIとアナリティクスアプリケーションのためのデータプラットフォームを提供しており、買収の対象にはMapRのテクノロジー、知的資産、AIと機械学習(AI/ML)分野のノウハウ、アナリティクスデータの管理が含まれる。

MapRが提供するMapR Data Platformは金融サービス、製造、コンシューマーテクノロジーをはじめとしたさまざまな産業の大手企業により、デジタルトランスフォーメーション推進と事業価値実現を目的として使用されており、迅速な行動、売上拡大、コスト削減、リスク軽減を実現しているという。