富士通は8月7日、PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」に、Nutanixが提供する仮想化ソフトウェア「Nutanix Enterprise Cloud OS」を搭載した仮想化統合基盤「Nutanix Enterprise Cloud on PRIMERGY」の国内販売を開始した。価格は税別で「Nutanix Enterprise Cloud on PRIMERGY XF3070 M2(PRIMERGY RX2530 M5)」が2282万2200円~。

新製品は、第2世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサを搭載したラック型サーバであるPRIMERGY RX2530 M5および「PRIMERGY RX2540 M5」にNutanix Enterprise Cloud OSを搭載して提供する。同社が動作検証済みのNutanix社認証済みサーバとして提供するため、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)環境の構築を可能としている。

  • 「PRIMERGY RX2530 M5」の外観

    「PRIMERGY RX2530 M5」の外観

  • 「PRIMERGY RX2540 M5」の外観

    「PRIMERGY RX2540 M5」の外観

また、PCサーバのハードウェアの保守サービスに加え、Nutanix Enterprise Cloud OSの保守サービスを提供し、システム障害発生時には同社の専任技術者がハードウェア・ソフトウェアのトラブル原因の切り分けを支援し、早期のトラブル解決につなげるなど、サーバ仮想化や仮想デスクトップシステムにHCIを利用する顧客の効率的なシステム運用を支援するという。