セブン&アイ・ホールディングは7月30日、セブン・ペイが運営するバーコード決済サービス「7pay」において不正アクセスが生じたことに伴い、セキュリティ強化の一環として、同サービスやグループ各社が展開する通販サイトにログインするためのアカウント「7iD」のパスワードの一斉リセットを実施したと発表した。

「7iD」で利用できるサービスは、「7pay」のほか、オムニ7、グループ会社のアプリ(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、西武・そごう、ロフト、アカチャンホンポ、アリオアプリ、グランツリーアプリ、プライムツリーアプリ)、オムニ7アプリなど。

これらのサービスやアプリの会員は、新たなパスワードを設定する必要がある。外部IDでオムニ7や各社アプリを利用している場合は、7iDでのIDとパスワードの設定を行う必要がある。

7月29日17時時点で、セブン・ペイが認定している7payへの不正アクセスによる被害者数は807人、金額は3860万5335円。