ソフトバンクグループは7月26日、私募ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」を新たに設立すると発表した。同ファンドは、テクノロジーを活用して各市場をリードする成長企業への投資を通じてAI革命を持続的に加速することを目的としている。覚書(MOU)に基づくファンドへの投資家からの出資予定額は合計約1080億米ドル(11兆7000億円。2019年7月25日時点での1米ドル換算108.22円)に達している。

7月26日時点で、同ファンドへの出資額は380億米ドル(4兆1000億円)を予定し、Apple、Foxconn Technology Group、Microsoft、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、第一生命保険、三井住友信託銀行、SMBC日興証券、大和証券グループ、National Investment Corporation of National Bank of Kazakhstan、スタンダード・チャータード銀行, 台湾の大手投資家が覚書を締結しており、ファンドへの参画が見込まれている。

これらの覚書に基づくファンドへの出資予定額は合計約1080億米ドルに達している。さらに、そのほかの投資家と同ファンドへの出資に向けた協議が継続しており、本ファンドの出資予定額は増加する見込みだという。