TVアニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』に出演する声優ユニット「ライフリング4」が日本ライフル射撃協会公認の宣伝大使に就任し、その就任式が6月1日、東京・ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアにて開催された。登壇者はMachico、熊田茜音、南早紀、八巻アンナ、日本ライフル射撃協会の松丸喜一郎会長。

  • TVアニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』宣伝大使就任式

『ライフル・イズ・ビューティフル』は、現在連載中の漫画をもとにした作品。ビームライフル×女子高生×青春という設定で話題を呼んだ。今回は、メインキャスト4名によるアイドルユニット「ライフリング4」が就任式に登場。日本ライフル射撃協会の松丸喜一郎会長は、「銃刀法がある日本で、ライフル射撃を普及させるのは、なかなか困難でした。そんな中、日本が独自に開発した、光線銃を使ったビームライフル競技が生まれ、そこを入り口とし、学生を中心に普及を図っています」とビームライフル競技について解説。そして、今回「ライフリング4」が宣伝大使に就任した経緯として、「自衛官や警察官などが選手のイメージが強いですが、今後は『ライフリング4』のみなさんと一緒に競技の楽しさを伝えていきたいと思っています」と語った。

そして、小倉ひかり役のMachicoは、「かたいイメージのあるライフル競技がもっと身近に感じてもらえるような活動をしていきたいです」と意気込みを語り、渋沢泉水役の熊田は「知れば知るほど奥深くて、楽しく、そして真剣な競技だと思いました。私たちを通して、たくさんの人に知っていただきたいです」と熱い想いをぶつけた。

続けて南は「とてもワクワクしています。いつか試合会場で選手のみなさんを応援できたら」と今後についてコメント。八巻は「来年の東京オリンピックに向け、少しでも後押しできるように活動していきたいです」と述べた。

また、メンバーは実際にビームライフル競技を体験したとのことで、Machicoは「的の中心を撃ってもなんの音も鳴らなかったんです。先生に聞いたら『隣のレーンの的を狙っていましたね』と指摘していただきました」と驚きのエピソードを語った。

最後に松丸会長は、「ライフル射撃は、精神力と集中力が勝敗を決するスポーツです。なので、女性でも筋力と体力で勝る男性にも対等に戦うことができます。今後の宣伝大使のみなさまの活躍に期待したいです」と締めくくり、松丸会長からメンバーそれぞれに競技用ビームライフルが手渡され、今回の就任式は幕を下ろした。