『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』の公開記念舞台あいさつが6月1日、東京・新宿バルト9にて開催された。登壇者は、沢城みゆき、宮野真守、小池健監督、浄園祐プロデューサー。

  • 『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』公開記念舞台あいさつ

舞台あいさつがスタートすると、峰不二子役の沢城は客席を見渡しながら、「女性にも観て欲しい作品なので、女の子が多くて嬉しいです」とにっこりしながら語った。また、衣装について「宮野さんもいるし、客席には女の子が多いハズだから、私も受け入れてもらえるだろうと思って、これ(ピンク色のドレス)にしちゃいました!」と笑顔で語った。

また、本作での不二子の演技については、「これでいいのかな? と審判の日を迎えるような気持ちでした。こんな不二子は私のストックになかったので。このバトンは必ず山寺宏一さんにお渡しできたらと思っています」と心境を語った。そしてモンキー・パンチ氏とのエピソードとして、「最後に会ったのは、年に1回やっている浜中町のお祭りでした。いつもニコニコとしている方で、どうしても雰囲気と作風が結びつかない印象がありました」と思い返した。

話題にも出た宮野は、出演が決まった際に、沢城から連絡があったと語り「気にしてくれているんだとうれしかったです。久々に沢城さんと同じステージに立てるのも嬉しいです。初参加できた喜びを作品にぶつけました」とコメント。そして「これまですべての『ルパン』シリーズを観ているわけではないのですが、これは沢城さんの不二子なんだなと感じました」と語った。

小池監督は本作で描かれる峰不二子について、「不二子に備わっている、知性、美貌、フィジカルの要素以外に、これまでなかった新しい要素をどうプラスするかを考えました」と試行錯誤したことを明かした。

浄園プロデューサーは、「今回のシリーズはキャラクターの深堀りがテーマです。これまでの5人でいるときの不二子の役割のほかに、女性としていろいろあるのではないかと思いました。なので、子どもやビンカムを送り込み、感情を露わにした、これまでにない不二子を見ることができたと思います」と語った。