ビヨンセ『ライオン・キング』主題歌、アフリカの美しさを表現したというMVが公開

米ABCニュースの特番に出演したビヨンセが『The Lion King: The Gift』について「私たちだけの独自のジャンルを創った。アフリカの音楽の美しさをありのままに表現したかったの」と語った。

米現地時間7月16日(火)のゴールデンタイムにオンエアされたABCニュースの特番『The Lion King: Can You Feel the Love Tonight With Robin Roberts』でビヨンセの新曲「Spirit」のミュージックビデオが初公開された。特番はシンガー、実写リメイク版の新キャスト、ジョン・ファヴロー監督だけでなく、原作である1994年のミュージカルアニメ『ライオン・キング』と、アニメ公開後に上演されたミュージカル作品のキャストや関係者へのインタビューを取り入れた内容である。

新曲「Spirit」は実写リメイク版『ライオン・キング』のサウンドトラックと、ビヨンセが特別にプロデュースとキュレーションを手がけたアルバム『The Lion King: The Gift』に収録される。「Spirit」の新作ミュージックビデオには、山に囲まれた滝や湖の昼と夜の美しいアフリカの風景とともに、映画のシーンが散りばめられている。ビヨンセを中心に、様々な場面を舞台にカラフルな衣装をまとったダンサーたちが美しいポーズを決める。ビヨンセの娘のブルー・アイビーもカメオ出演を果たしているのだ。困難を乗り越える力をテーマにした「Spirit」はコール アンド レスポンスの響きとともにはじまり、ピアノとオーケストラの調べにゴスペルを彷彿とさせるコーラスが重なる。「Rise up to the light in the sky, yeah/Watch the light lift your heart up/Burn your flame through the night(天の光に向かって立ち上がろう/きみの心を高揚させる光を見て/夜を徹して心の炎を燃やそう)」とビヨンセが歌う。

番組の司会者ロビン・ロバーツとのインタビューでビヨンセはアニメの『ライオン・キング』が「感動して初めて泣いたディズニー映画」であることを告白し、実写リメイク版を手がけたファヴロー監督と、映画に注がれたテクノロジーを賞賛した。実写リメイク版には「観客の心に様々な感情を呼び覚ます強い魂」が込められており、それと同じ魂が「Spirit」のミュージックビデオにも息づいている、と語った。「神様がアートディレクターであることを証明するのがこのMVのコンセプト」とビヨンセは言い添えた。

「『The Lion King: The Gift』はアフリカへのラブレターなの。だから、ただそれっぽいサウンドを使って私なりの解釈をするのではなく、アフリカ屈指の才能の持ち主たちを起用したかった」とビヨンセは特番の予告映像で語った。「アフリカの音楽の美しさをありのままに表現したかったの」

「たくさんのドラムとチャントという最高の新しいサウンドをアメリカのプロデューサーたちとミックスすることで、私たちだけの独自のジャンルを創ったと思う。『The Lion King: The Gift』を聴くと、アフリカの風景が頭に浮かんでくるわ」とビヨンセは続けた。「ひとつひとつの楽曲が映画のストーリーを語っているから、ただの音楽じゃなくて、サウンドスケープなのよ。」

『The Lion King: The Gift』は、実写リメイク版『ライオン・キング』が全米でプレミア上映される7月19日金曜日と同日リリース予定だ。日本での映画公開は、8月9日だ。