畑岡奈紗選手 Getty Images

 WOWOWは「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」を放送している。7月21日午後3時からWOWOWプライムで放送される「ノンフィクションW プロゴルファー 畑岡奈紗 20歳 ~母と歩む、世界一への道~」を担当したWOWOWスポーツ部の清水祐介プロデューサーに、番組の魅力を聞いた。

 ――番組の概要と魅力は?

 弱冠20歳にして日本女子ゴルフ界のトップ、世界のトップ5に上り詰めた畑岡奈紗。彼女の強さの源、知られざる苦悩、そしてそれを支える母との絆。いかにしてトップ女子ゴルファーが生まれたのか、そして彼女の抱く夢への道のりを描きます。

 ――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 「日本のトッププロであるにもかかわらず、あまりにも知られていない彼女の素顔を描きたかった」「単身米国に乗り込む決意をした畑岡選手と、そんな彼女を快く送り出した母・博美さんの思いを聞きたかった」「コーチを付けない畑岡選手が、どんなことを考えて日々トレーニングや大会に臨んでいるのかに迫りたかった」「畑岡選手がメジャー制覇という悲願を達成する瞬間を、見届けたかった」という思いから制作をすることになりました。

 ――制作中、一番に心がけたことは?

 ゴルフという競技に詳しくない人でも、畑岡選手のすごさ、強さはもちろん人柄や家族との絆が伝わるように、構成や映像表現、ナレーションの一言までこだわりました。

 ――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 うれしかったことは、取材していくうち、彼女やお母さんの普段見られない素顔に触れることができ、また地元・茨城への愛や、その土地のおいしい食事や文化に触れることができました(石岡市にある「がんこやラーメン」は絶品でした)。

 大変だったことは、毎週ツアーが行われ、その結果によって番組構成を逐一変えていかなければいけなかったこと。特にメジャー大会の結果によっては、番組タイトルも変わるのでは?とハラハラしながら見ていました。

 ――番組の見どころを教えてください。

 畑岡選手の米国での生活風景や、地元・茨城でオフを過ごす姿、新シーズンに向けたフィジカルトレーニングに取り組む姿など、なかなかこれまで見られていない姿に密着しています。

 本人はもちろん、お母さんやキャディー、そして岡本綾子さんへのインタビューを通じて、メジャー制覇という高き頂に挑む彼女の強さの源に迫っています。

 ――視聴者へ一言お願いします。

 日本人42年ぶりのメジャー制覇、そして東京五輪でのメダル獲得に一番近い女子ゴルファーは、弱冠20歳。子供のころは野球が好きで、お母さんと一緒にいたいがためにゴルフを始めたという、いたって普通の女の子です。そんな彼女の素顔と、すぐそばで支えるお母さんの思いを、ぜひ見てほしいと思います。

 WOWOW スポーツ部 プロデューサー 清水祐介