令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作が「仮面ライダーゼロワン」に決まったことが7月17日、分かった。同日、東京都内で行われた「新仮面ライダー制作発表記者会見」で明らかにされた。

 「仮面ライダーゼロワン」は、元号が平成から令和に変わってから、1作目となる仮面ライダーで、「AI=人工知能」がテーマとなる。AIロボ=ヒューマギアが実用化された世界が舞台。主人公はAI企業「飛電インテリジェンス」の社長となる青年・飛電或人(ひでん・あると)。自社が開発したAIロボがサイバーテロリストにハッキングされて暴走。仮面ライダーゼロワンに変身し、人工知能技術を巡る戦いに身を投じていく。

 仮面ライダーゼロワンは、「飛電インテリジェンス」の創始者で或人の祖父・是之助によって開発された、「人類を超えるAI抑止力」を持つ変身ベルト「飛電ゼロワンドライバー」に、データが蓄積された変身アイテム「プログライズキー」を装填(そうてん)することで変身する。ドライバーに認証・装填するプログライズキーを変えることによって、戦闘能力を自由自在に変化させることができる。

 主演は“初の21世紀生まれ”となる高橋文哉さんが務める。飛電或人(仮面ライダーゼロワン)を演じる高橋さんは2001年3月12日生まれ、埼玉県出身の18歳。2017年の「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞。2018年にバラエティー番組「得する人損する人」(日本テレビ系)の料理対決に出演し、イケメン料理男子として注目を集めると、インターネットテレビ局「AbemaTV」のオリジナル恋愛リアリティーショー「太陽とオオカミくんには騙(だま)されない」でも人気を博した。2019年1月から集英社のウェブメディア「よみタイ」上で料理連載「ぼくの毎日ごはん」を展開している。

 この日の会見で、高橋さんは「最初の感情として驚きが一番大きくて、台本を渡されても実感なかったです。アクションをしたり、仮面ライダーという言葉を使ったりすることによって、だんだん実感が湧いてきました」と喜びを語りつつ、「ここ(会見)でもっと実感すると思っていたけど、それよりも緊張が……。心臓の音が聞こえるぐらい緊張しています」とガチガチな表情も見せていた。

 そのほか、2016年「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞した岡田龍太郎さんが不破諫(ふわ・いさむ、仮面ライダーバルカン)、女性ファッション誌「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)専属モデルの鶴嶋乃愛さんが秘書型AIアシスタントのヒューマギアで或人の秘書・イズ、結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)の11代目CMガールを務めた井桁弘恵さんが刃唯阿(やいば・ゆあ、仮面ライダーバルキリー)、男性ファッション誌「MEN 'S NON-NO(メンズノンノ)」(集英社)の専属モデルの中川大輔さんがサイバーテロリスト「滅亡迅雷.net(めつぼうじんらいねっと)」の行動係・迅(じん)、日本最大級のボーイズオーディション「BoysAward Audition」出身の砂川脩弥さんが「滅亡迅雷.net」の司令塔・滅(ほろび)、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉さんが「飛電インテリジェンス」の副社長・福添准を演じることも発表された。

 脚本は高橋悠也さんら、監督は杉原輝昭さんらが務める。テレビ朝日系で9月1日から毎週日曜午前9時に放送。