ポルシェとサーフィンを楽しむ文化│ドイツ北端にある島でのイベントとは?

ポルシェとサーフィンを一度に楽しむ がコンセプトのフェスティバル"ペトロサーフ"がジルト島にて開催された。

ジルト島はドイツに属するが、ドイツ本土との距離はニューヨークとオーストラリアくらいに遠いと言われている。それほどの距離であるにも関わらず、ドイツ中から多くの911や356、ポルシェミュージアムからも2台のポルシェが姿を現した。というのも、この島では掟破りのルールでレースを繰り広げることができるため、それを求めて参加する人々が多いのだ。錆びたボディの1台、本格的なレースキットを備えた1台もいる中で、イベントコンセプト通り、サーフボードを積んだポルシェもいる。



ペトロサーフの創始者はヘイクとシュミットの2人。彼らは、サーフィン、アート、ポルシェという3つの要素で価値観が通じ合っているのだ。2人は古くからの付き合いで、出会いはサーフィンであったという。特にシュミットは今でもサーフィンに没頭していて、ジルト島にサーフィン教室を開くそう。ヘイクはサーフィンチャンピオンになることを諦め、"マリン・マシン"というブランドを立ち上げた。そして、はじめのポルシェとして930 カレラ 3.2を購入したのだ。

"自分が持っているポルシェへの情熱は父親から受け継いだものです。父はジルト島でポルシェを所有した最初の人物でした。1963年 356 スーパーを購入するために一生懸命働いていましたね"とヘイクは話す。

ペトロサーフに訪れる人々に関して、こうコメントしている。"雨が降ろうが風が吹こうが、みんな笑顔です。もちろん素晴らしい車はたくさんいますが、私は人々の方に興味を持ちました。どの人もユニークでポルシェとの生活を楽しんでいます。その文化があることが嬉しいですね"



また、ペトロサーフはポルシェドイチェランドがメインスポンサーを務めている。マーケティングディレクターのバスティアン・シュラムもジルト島でポルシェを楽しむ1人である。"今この場で起きていることはとても興味深いですね。ペトロサーフでは、空冷ポルシェへ情熱を持つ人々と出会うことができます。ポルシェが敬われていると同様に、サーフ文化も楽しんでいます。どちらの世界もジルト島での生活を形作る重要な要素ですよ"と話した。