ハロプロの末っ子・BEYOOOOONDSメジャーデビュー目前座談会「やっとスタート地点に立てた」

ハロープロジェクトの末っ子ユニット・BEYOOOOONDS。超個性派な彼女たちのメジャーデビューまで残り約1カ月。主演舞台やイベントへの出演を通じ、日々変化している関係や、それぞれのメンバーの魅力を山崎夢羽・岡村美波・平井美葉・里吉うたのの4名に聞いた。 ※山崎の「崎」の右は「立」が正式表記(以下同)

座談会の前に、まずはBEYOOOOONDS(びよーんず)の紹介から。ハロー!プロジェクトの研修生で2018年に結成されたグループ。「CHICA#TETSU」「雨ノ森 川海」と、昨年12月に加入した“一芸に秀でたメンバー”という個々でも活動するユニットの合体形で、現在は12人体制で活動中(今回の座談会メンバー山崎と岡村は「雨ノ森 川海」所属。平井、里吉は“一芸に秀でたメンバー”)。グループ名の語源は「〜を超えて」「〜の向こう側へ」という意味のBeyond(ビヨンド)で、既成の枠組を超えて、自由に未来へ大きくビヨーンと伸びていってほしい、という思いが込められている。
BEYOOOOONDS
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──まずは、メジャーデビューが決まっての心境を教えてください。

山崎 インディーズデビューできるように頑張ろうって話していたので、メジャーデビューなんてまだ考えてもいなくて。だからいきなり発表されて、びっくりしました。

里吉 見事に全員崩れ落ちたよね(笑)。私と平井美葉ちゃん、小林萌花ちゃんは加入してまだ半年で、毎日新しい経験をさせていただいている中で突然の発表だったので、気持ちが追いついていかなくて。でも、こうして今イベントをたくさんやらせていただいたり、先輩のステージをお借りしてパフォーマンスするときに、「メジャーデビューするんです」ってお話しさせていただいて、実感がどんどん湧いてきています。

平井 他の9人に追いつかなきゃって意識でひたすら頑張っていたときにメジャーデビューすることが決まって、純粋にすごくうれしかったです。でも一岡伶奈ちゃん、高瀬くるみちゃん、清野桃々姫ちゃんはもう2年くらいこのときを待っていたわけで、それを考えたらすごく感極まってしまって、号泣でした(笑)。

岡村 発表されたときは何が何だか分からなくて、頭が真っ白になりました。驚きとうれしい気持ちで頭がいっぱいいっぱいで。きっとメジャーデビューしてからの方が、たくさんの人に知ってもらえる機会も増えると思うので、12人でやっとスタート地点に立てた感じがします。(ガッツポーズをしながら)これから頑張ります!

──リリースイベントの最中なのでメンバーで過ごすことも多いと思うのですが、結成からこれまでで関係性は変化していますか?

平井 距離がぐっと縮まったのは、主演舞台のときですね。舞台があったから、今のリリースイベントもやりやすくなりました。

里吉 私たち3人は、入ってすぐは敬語だったんですけど、2月くらいに敬語なし、さん付けもなしって決まったんです。でも実際、すぐには慣れなくて(笑)。距離は縮まったんですけど、まだ遠慮してしまうところがありました。だけど、舞台稽古が毎日長い時間あって、本当にずっと一緒にいたので、そこでたくさん話したり、助けてもらったりして、より距離が縮まったんです。年下のメンバーの年相応な無邪気な感じも見られるようになって、すごくうれしいです。

岡村 私は舞台でピンクって役をやったんですけど、それがブリブリした自分が大好き! みたいな役だったんです。その役の感じで稽古期間中にみんなに絡みにいって、それで仲良くなれた気がします。そのノリが自分的に絡みにいきやすかったので、調子にのっちゃいました!

山崎 舞台を経験したことで、それぞれが自分から意見を言えるようになったと思います。前は気を使って言えなかったけど、今はみんなが思っていることを言ってくれるから、自分からも言いやすくなりました。

平井 BEYOOOOONDSが今いただいている楽曲は、全員で揃えるっていうよりも個々のキャラが際立つ構成だと思うんです。でもイベントでは先輩方の曲をやらせていただいていて、そのときは全員で振りや表現の仕方を揃えることも必要で。いつもと違うので大変さもあるんですけど、今はみんなで「こういう動きをしよう」「こういう目線にしよう」って考えたり、話せるようになりましたね。



──今回はこの4人の魅力を知るため、それぞれについて他の3人に好きな部分などを語っていただきたいと思います。まずは山崎さんについて、お願いします!

平井 パフォーマンスをするとき、どのポジションでも気を抜かずに立ってないといけないと思うんですけど、ゆは(山崎)は真ん中に立つことが多くて、その分完璧にしなくちゃいけないと思うんです。多分それってすごく大変じゃないですか。でも大変さを感じさせないで、毎回丁寧にパフォーマンスしているのがすごく尊敬します。

山崎 (恐縮しながら)ありがとうございます。

平井 初めてだね、こういうこと言うの(笑)。

里吉 あんまりないよね(笑)。私、ゆはの声がすごく好きで。

山崎 うれしい!

里吉 研修生時代にソロで歌っていた映像を加入前から観ていたんですけど、音源だけ聞いてもゆはだって分かる声を持っているのは武器だなって思います。あと、グループで敬語をなしにしたとき、たまたまゆはと一緒に過ごすことがあったんです。そのときに「Sayゆは!」って手でマイクを作って、こっちに向けてきて(笑)。いきなり呼ぶのは緊張するからって、そうやって和ませてくれるんです。

平井 いつもいい空気を作ってくれるよね。

岡村 私は個人的に、ゆはが大好きなんです(笑)。だからかもしれないけど、いつもオーラを放っているように見えるんです。リハや本番の映像を観るとき、自分の確認をしないといけないのに、ついついゆはを目で追いかけちゃうときがあって。パフォーマンスもそうですし、普段楽屋にいるときもゆはが何かやっているぞって見たくなっちゃう。面白い動きをしているからかもしれないんですけど(笑)、本当に人を惹きつける魅力がある子だなと思います!

山崎 ありがとう(笑)。

岡村 多分、グループで一番変!

平井 ボケたらボケ続けるから、それにみんな乗っちゃって、突っ込む人がいないから永遠に続くよね(笑)。



──では続いて、岡村さんについて。

山崎 グループに入って、最初に喋りやすくなったのはみいみ。なんか、何をやっても許されるような感じがあるじゃないですか(笑)。だからよくいじったりするんですけど、めげずにノッてきてくれて。塩対応しないでって言われているので、これから優しくしたいと思います!

岡村 お願いします~(笑)!

里吉 すごくポジティブなんですよ。どんなときも笑顔がたえないし、絶対諦めないし。みんなのこともポジティブな気持ちにもっていってくれるときがたくさんあって、それに助けられています。あと、普段とステージでのギャップを見てほしい! 雨ノ森 川海の『GIRL ZONE』って曲で、ラップのあとのみいみのパートが本当に大好きで、鳥肌が立つんです。可愛い曲は最大限に可愛いし、カッコいい曲では持っている声を生かしてクールで。そういうギャップが素敵だなって思っています。

平井 最年少で、キャッキャッしているところもあるけど、すごく周りを見て行動できる子です。大丈夫? って心配してくれたり、ちゃんと意見も言うし、真面目だし。パフォーマンスに関しては憑依型で、私も『GIRL ZONE』のソロパートのときは毎回袖に観に行っています(笑)。あと、興味を持つものがすごくカッコよくて。何だっけ?

岡村 指スケボーのこと?

平井 そう、それをすごく練習していて、撮影の待ち時間にひたすらやっているんです。あとはEDMが好きだったり。

里吉 洋画も観るよね。

平井 それも古い作品を観ているんだよね。まだあんまり喋れてないんですけど、私もそういうものが好きなので、もっと話したいなって思っています。そしてすごくピュアなんですよ。ピュアすぎて涙が出そう(笑)。冬のハロー!プロジェクトのコンサートのリハ終わりで、衣装についていた赤い羽根がふわっと舞ってて、それをすごいキラキラした目で「わ〜!」って見ているのが可愛すぎて(笑)。このまま純粋に育ってほしいです。



──次は里吉さん!

山崎 すごく、すごく優しいんですよ。言葉遣いも丁寧ですし、グチグチ言っているのを聞いたことがない。見た目は犬みたいにふわふわしているんですけど(笑)、踊りだすと目つきが変わるんです。あと可愛いのが、よくくっついてきてくれるんですよ。年上だけど、妹みたいです。いつもよしよしってしています。

里吉 くっつき虫です(笑)。

岡村 うたのちゃんは見せ方がすごく上手で、フリーでポーズ決めるときのパキパキ感がすごいんです。ポーズの形も素敵なんですけど、ポーズからポーズへの流れもカッコいいんですよ。ちょっとした角度だと思うんですけど、きれいな女性って感じなんです。そこがすごいなっていつも憧れます! あと、セリフを言う声がとっても可愛くて好きです。

里吉 う~(照)、恥ずかしい。

平井 私は撮影がすごく苦手なんですけど、うたのちゃんは入ったときから上手かったんですよ。それにびっくりしました。すごくコツコツ型で、何でも前もって準備するのも尊敬しています。私は超ギリギリ派なので(笑)。あと、たまにスマホを観ながらニヤニヤしてるなって思うと、だいたい愛犬のおもちくんの動画を観ていますね(笑)。

里吉 だって、おもちくんは世界一可愛いんだもん!

──では最後に、平井さんについて。

山崎 初めて会ったときは、すごくクールな人なのかなって思ったんですよ。でも話してみるといきなりギャグを入れてきたり、私も追いつけないくらいにボケてきたりするんです。いろんな趣味があって何でもできるので、とにかく困ったときは平井! みたいな感じで頼りにしています。これからもよろしくお願いします!

平井 こちらこそ(笑)。

岡村 美葉ちゃんはブログに載せる写真がすごいカッコいいんですね。でも他のメンバーが美葉ちゃんの写真を載せると、赤ちゃんみたいな可愛い写真ばっかりで。いつもバキバキ踊ってすごいカッコいいのに、話すときは自分のことを美葉って言うんです。

平井 いや~、最初は隠していたんですよ(笑)。高瀬くるみちゃんが自分のこと高瀬って言っているし、バレたくないから私も平井って言えばいいんだと思ったのに、うっかりメンバーといるときに言っちゃって。そこからもういいやって(笑)。

岡村 あと、うにょうにょうにょ~みたいな、文字にできない言葉を会話の途中に言ってきて、それもすごい面白いんです。

──いろいろバラされましたね(笑)。

平井 純粋さが怖いです(笑)。

里吉 じゃあ私は真面目に(笑)。オーディションで初めて見たときは、すごいカッコいいお姉さんだなって思っていたんです。でも、例えば物を渡すときに「ありがとんかつ~」とか言ってきたりするんですよ。そのギャップが可愛くて。あと、普段から「ここがよかった」って思ったことを伝えてくれるんです。私たち3人が初めて9人と会って特技を披露したときも、帰り道に「ここがこうで、すごくよかったよ」って私と萌花ちゃんに伝えてくれて、それがすごくうれしくって。私はカッコよかったって思っても、恥ずかしくって言えなかったりするけど、こうやって言ってもらえることがこんなにうれしくって、これからも頑張るぞってやる気の源になるんだなってすごく感じました。それが一番、好きなところです。

平井 覚えていてくれると思わなかった! うれしい。

里吉 好きです(笑)!

平井 ありがとうございます(笑)。



──意外と、年上2人の方が甘えん坊なんですね。

山崎 そうなんです!

里吉 そうです……(笑)。

平井 でもグループに入る前は、全然そういう感じじゃなくて。

岡村 え!

平井 本当に(笑)! 家だと末っ子なので、ふえ~みたいな感じなんですけど(笑)、外では真面目な感じでやってたんですよ。だから、すごくびっくりしたんです、自分でも。こういう場面でこんな自分になれるんだって。だから、ここがすごくいやすい環境なんだなって最近実感しています。

里吉 私もそうで、ダンスをずっとやっていて、私がいた場所では年齢が一番上で、みんなをまとめないといけない立場だったんです。だけど私も、おうちでは妹なんですよ。みんなといるときは、そんな家とほとんど変わらない自分を出せているのがうれしいです。みんなが素を出していいんだよって空気を作ってくれているのをすごく感じて、ありがたいことだなって思います。

平井 そのおかげで、年上組がこんなになっちゃいました(笑)。

──これからもっと素が見えてくるのを楽しみにしています! では最後に、ハロー!プロジェクトコンサートやイベントなど、盛りだくさんの夏に向けて意気込みを!

山崎 メジャーデビューしたら今までよりもたくさんの方に観ていただける機会が多くなると思うので、まずは12人の魅力をたくさんの方に知ってもらいたいです。そしてデビューしてからも気を抜かないように全力で、BEYOOOOONDSらしく、BEYOOOOONDSしていきたいです!

平井 動詞になっちゃった(笑)。

岡村 これから私たちを知らないけど観にきてくださる方もいると思うんです。その方たちにいいなって気にかけていただいたり、応援したいって思ってもらえるように、みんなで頑張ります!

里吉 メジャーデビューが発表されてからふた月くらいなんですけど、この期間にいろんなことをさせていただいていて、そういう経験がこれからの強みになるなって思っています。曲もメンバーもすごく個性的なので、イベントなどでステージを観ていただいたときに、面白いだけじゃなくて、もうちょっと観てみたいって思ってもらえるようなパフォーマンスをしたいです。そしてハロー!プロジェクトが平成にできて20年続いて、令和を迎えて初めてデビューするのが私たちなので、令和を代表するアイドルをみんなで目指して、頑張っていきたいです。

平井 コンサートでもイベントでも、もう好きになってくれている人のことはもっと好きにさせなきゃいけないし、興味ない人の心も掴まなきゃいけないので、1回1回みんなで集中してパフォーマンスしていきたいです。私たちは楽曲も衣装もインパクトありまくりじゃないですか(笑)。珍しいものって最初はポジティブに受け取られなかったりするけど、全力で頑張って、「BEYOOOOONDSって面白くてカッコいいグループだよね」ってたくさんの人に知ってもらいたいです!
▽山崎夢羽(やまざき・ゆはね)※「崎」の右は「立」が正式表記
2002年11月5日生まれ、愛知県出身。159センチ。AB型。ニックネームは「ゆは」。BEYOOOOONDS/雨ノ森 川海。メンバーカラーはイタリアンレッド。

▽岡村美波(おかむら・みなみ)
2004年10月20日生まれ、大阪府出身。158.5センチ。O型。ニックネームは「みいみ」。BEYOOOOONDS/雨ノ森 川海。メンバーカラーはピンク。

▽平井美葉(ひらい・みよ)
1999年12月11日生まれ、東京都出身。156センチ。A型。ニックネームは「みよ」。BEYOOOOONDS。メンバーカラーはパープル。

▽里吉うたの(さとよし・うたの)
2000年9月22日生まれ、東京都出身。157センチ。A型。ニックネームは「うーたん」。BEYOOOOONDS。メンバーカラーはミディアムブルー。

▽BEYOOOOONDSメジャーデビューシングル
『眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist』
8月7日(水)発売。
オフィシャルInstagram:beyooooonds_official



4人の座談会は、前ページまでで終わりだが、このページではボーナストラックとしてそれぞれが「好きな〇〇」について熱く語ります。

▽山崎夢羽「好きなのび太のクラスメイトは<あばら谷くん>」
「『ドラえもん』に出てくる、のび太のクラスメイトにあばら谷くんというキャラクターがいるんです。見た目もすごく可愛いんですけど、あばら谷くんがメインになるお話がすごいんです! 家が貧乏なんですけど、彼はお母さん想いのすごくいい子なんですよ。ある日、クラスのじゃんけんで負けて、あばら谷くんの家でクリスマス会をすることになったんですね。あばら谷くんは悩みながら家に帰って、お母さんに事情を話したら「お友達との約束は守らなきゃ」ってクリスマス会の準備をしてくれて……っていう心温まるストーリーなんですよ! あばら谷くんはほかの話でもたまに登場しているんですけど、もう全部が可愛い。大注目のキャラクターです!」
※「崎」の右は「立」が正式表記

▽岡村美波「好きなピンクのキャラクターは<マイメロディちゃん>」
「グッズを集めたりするのはもちろん、サンリオキャラクター大賞では毎日マイメロディちゃんに投票していました。あと私は今、指スケートボードというものにハマっているんですよ。指を使って乗るスケボーのことで、スケボーの板のことをデッキと言うんですけど、今はシンプルなものを使っているんですね。それはもともと特技欄に書けたらカッコいいかな~と思って始めたものだったので、こんなにハマるつもりじゃなくて(笑)。でも今はもうすごくハマっていて、毎日楽しくやっているので、マイメロディちゃんのデッキが今欲しいんですよ! 今はまだ珍しいものだからか、全然見つからないので、最終的には自作しようと考えています(笑)」

▽平井美葉「好きな宝塚の演目は<若き日の唄は忘れじ>」
「私は宝塚が大好きなんです。中でも雪組さんの「若き日の唄は忘れじ」っていう日本物の作品が一番好きです。もともとは、今はもう退団されてしまっているんですけど、当時雪組トップスターだった壮一帆さんがすごく好きだったので、この作品を観たんですね。そうしたらもう、日本物の作品なのにこんなにドラマチックなのか! って感動したんですよ。宝塚の公演の中で、日本物の作品は他にももちろんたくさんあるんですけど、自分の中に一番ヒットしたのがこのお話でした。劇中の曲がすごくきれいな上、友情と立場と恋と……みたいな、天秤では釣り合いがとれない部分をうまく表している作品だなと思います」

▽里吉うたの「好きなドラマは<『科捜研の女』>」
「『科捜研の女』(テレビ朝日)は京都府警の科学捜査研究所を舞台に、キャストさんが入れ替わりながら20年続いているドラマです。私は今のメンバーがすごく好きで、特に橋口呂太くん(演・渡部秀)と涌田亜美ちゃん(演・山本ひかる)の研究員コンビがわんことにゃんこみたいで可愛い! もともと科学が好きなので、指紋鑑定や成傷器鑑定、音の分析など、鑑定シーンをいつも楽しみにしています。刑事ドラマは動機や気持ちの面で追い込むことが多いけど、『科捜研の女』は科学の力で証明した、揺るぎない証拠で追い詰める。それがすごくカッコいいんです! 1話完結で入りやすいし、今1年間放送をやってるので今からでも観てほしいです!」