サウンドカードのおすすめ6選! ITライターが厳選【PCゲームで使える】

【この記事のエキスパート】

ITライター:海老原 昭

ITライター:海老原 昭

大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。

キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndoridも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。


広く認知されるようになったeスポーツで、重要な役割のひとつとなるのがサウンドカード。たとえばお互いに隠れながら銃で撃ち合うようなゲームなら、少し離れたところで動く人物の足音を聞き分けられるほどのサウンド環境が整っていれば、それだけゲーム展開を有利に運べます。音質など、気になるポイントも多いですが、サウンドカードを選ぶとき、どのようなことに注意すればいいでしょうか。この記事では、 ITライター・海老原 昭さんに、サウンドカードを選ぶさいに知っておきたいポイントや、おすすめのサウンドカードをお聞きしました。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

サウンドカードを選ぶときはここをチェック! ITライター・海老原 昭さんが選び方を解説

ITライター・海老原 昭さんに、サウンドカードを選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。どんなシーンでどんな用途に使うかによって選ぶべきサウンドカードは変わってきますので、ここで紹介するポイントを自分に合った商品を選ぶための評価軸にしてください。

使いたい機器の入出力方式で選ぶ

【エキスパートのコメント】

サウンドカードを選ぶさいは、まずどの機器に出力するかを考えます。一般的なPC用スピーカーやヘッドフォンであれば3.5mmのステレオミニプラグがあればいいですが、AVアンプにつなぐなら光デジタル端子(S/PDIF)が必要です。古いオーディオならアナログオーディオ端子の場合もあります。必要な端子を備えたカードを選びましょう。

ゲームで音声チャットを使う場合はマイク端子も必要です。また、動画配信に使うならマイクの音声とPCの音を合成できる「ステレオミックス」機能の有無も確認しましょう。

クリエイティブメディア『SoundBlasterX AE-5 (SBX-AE5-BK)』:

出典:Amazon

PCスピーカーやAVアンプなど、さまざまな機器と連携させるなら多くの端子を備えているものが便利です。

接続インターフェースで選ぶ

【エキスパートのコメント】

サウンドカードには、デスクトップPCに内蔵するタイプのものと、USB接続のものがあります。内蔵タイプは「PCIeスロット」に挿すカードであるため物理的にスッキリしますが、ケースのサイズによっては「ロープロファイル」型でないと入らない場合があります。また、PC内部の電源などから発生するノイズの影響を受けやすいという面もあります。

一方ノートPCの場合はUSB接続のものを使います。PCIeタイプと比べるとメモリを多く消費しやすく、音の遅延が起きやすいという面もありますが、内蔵タイプより手軽で、ノイズが乗りにくく、PC以外の機器でも使えるといった長所もあります。最近はデスクトップPCでも手軽なUSBタイプが人気です。

対応する出力周波数で選ぶ

【エキスパートのコメント】

パソコンではサウンドを扱うさいに、音についての情報量を「サンプリング周波数」と「量子化ビット数」で表します。どちらも数値が高いほうが音の情報が多く、リアルに聞こえます。音楽CDはサンプリング周波数が「44.1kHz」、量子化ビット数が「16bit」ですが、これを超えた音源を「ハイレゾ音源」と呼びます。ハイレゾ音源を再生したい場合は、その音源データに対応するサウンドカードが必要です。

ゲームの場合でも、24bit以上に設定しておくと、再生される音がよりクリアに聞こえ、足音などもはっきり聞き取りやすくなります。24bit/192kHz程度あればじゅうぶんでしょう。

サラウンド対応の有無で選ぶ

【エキスパートのコメント】

ゲームによっては左右だけでなく、前後方向や上下方向にも音源があり、立体的な音響を楽しめる「サラウンド」機能に対応したものがあります。たとえばFPSの場合、サラウンドなら近づいてくる敵の方向を正確に把握できるため、有利に戦えます。

サラウンドは本来、周囲を取り囲むように複数のスピーカーとサブウーファーを配置しますが、ステレオスピーカーまたは通常のヘッドフォンだけでサラウンド効果を生み出す「バーチャルサラウンド」機能を備えたカードもあります。サラウンド対応のスピーカーセットを持っていない場合は、こうしたカードを選ぶといいでしょう。

FPSに有利なイコライザー機能の有無で選ぶ

【エキスパートのコメント】

ゲーム、とくにFPSでは、敵の足音をいかに聞き取れるかが、有利に立ち回るための重要なポイントになります。イコライザー機能があれば、特定の音域だけを強調して、BGMや銃声に紛れがちな足音だけをクリアに聞き取りやすくすることができます。

どの音域を強調するかはゲームによって異なりますが、サウンドカードによってはゲーム毎の設定をあらかじめ用意してあるので、初心者でもイコライザーの恩恵にあずかることができます。とくにワンタッチで設定を切り替え可能な製品はゲーム向きです。

ASUS『STRIX RAID DLX』:

出典:Amazon

イコライザーの調節はもちろん、ゲーム内の音がする方向を画面上に視覚化できる「Sonic Radar Pro」機能を搭載したゲーマー向けのサウンドカードです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)