「どんな時代が来ても生き抜ける」…農業が持つ力とは?
吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。今回の放送では、 前回に引き続き、「食」と「農」の豊かさを次世代へ伝える活動をおこなっているグループ「ファーム・イン さぎ山」の萩原知美さんにお話を伺いました。


首都圏最後の田園緑地「見沼たんぼ」



「首都圏最後の田園緑地」。それが、東京ドーム269個分の大きさを誇る、埼玉県の「見沼たんぼ」です。

こちらで、農業の豊かさを次世代へ伝えようと、自然体験のプログラムを提供しているのが「ファーム・イン さぎ山」。地元に暮らすおかあさんを中心に作られたグループで、田んぼ体験をはじめ、味噌づくり、こんにゃくづくりなど、食と農をテーマにした、さまざまな自然体験をおこなっています。

「ファーム・イン さぎ山」代表の萩原知美さんに、お話を伺いました。

「ファーム・イン さぎ山」代表の萩原知美さん



「「農のある暮らし」を、みなさんに伝えたいと思って始めた取り組みは、21年間になりました。続けているなかで、気がついたことがあるんです。それは、農業には日本の社会問題を包み込むだけの力があるということです。

“食の安心”という問題、安全の問題、環境問題さらには、福祉や教育、そして農業は“居場所作り”という側面も持っています。

予防医学、観光、癒し、アート。こういった問題にも、大きく関わっていると思うようになったんですね。これまでの先人たちが培ってきた知恵や技、それを、いま私たちが伝えなかったら、気がつけば無くなってしまうと思うんです。

だから、農のある暮らしを、しっかりと受け継いで、次の世代の子どもたちに残してあげることが私たちの使命だと考えています。農のある暮らしを学べば、これからどんな時代が来ても、生き抜けると思っています。都心に暮らす、ひとりでも多くの方に、農業体験をしてほしい」

毎日のように食べている“お米”がどうやって作られるのか。田んぼに入ってみると……それが、具体的にイメージできるようになるんですよね。田んぼの中の生き物に触れることで、自然と共生することの大切さにも気づけます。体験することで、感じることがたくさんあります。

食と農をテーマにした、さまざまな自然体験をおこなっている「ファーム・イン さぎ山」。機会があれば、ぜひ、見沼たんぼへ足を運んでみてください。

<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php