スクープ[2019.06.27 UP]


スクープ! ダイハツ新コンパクトSUV登場!? 日本発のコンパクトオンロードSUVはこれから世界を席巻か?

DNトレック

今や世界のクルマのメインストリームとなりつつある感さえあるオンロードSUVを“発明”したのは日本だ。1994年のトヨタRAV4と、翌年のホンダCR-Vが世界で初めて乗用車をベースとしたフレームを持たないSUVとして登場。オンロードでの快適で経済的な走りと、一般的なオフロードでは必要十分な走破性の両立ぶりが瞬く間に認められて、世界中のメーカーに後を追わせることになった。同様に、フレーム付きの本格クロスカントリー4WD車が基本だった時代には大型車がメインだったSUVを、小さくて使いやすいサイズで成立させたのも日本。1970年に誕生した軽自動車規格のジムニーに始まり、1974年にはダイハツから1Lのコンパクトなタフトが登場。トヨタにもブリザードとしてOEM供給された。1988年にはスズキからエスクードが、1990年にダイハツからロッキーが出て1.6Lクラスが充実。1997年にはダイハツテリオス/トヨタキャミが、1.3Lクラスの5ドアという新しい使い勝手を提供する。テリオス/キャミは2006年に登場した2代目ではダイハツビーゴ/トヨタラッシュと改名して、2016年まで販売されていた。これらは専用シャシーに縦置きエンジン+FRまたは4WDという小さいながら本格派だが、RAV4などの兄貴分と同様に、最近は乗用車ベースのコンパクトSUVも出てきた。大ヒットとなった軽SUV、ハスラーの兄貴分として誕生したスズキのクロスビーは1Lのターボエンジンを横置きにしたFFベースのモノコックボディで登場し、新しいライト級オンロードSUV像として認知されつつある。


DNトレック


DNトレック



そうなると黙っていられないのがダイハツだ。すでに2017年の東京モーターショーにはDNトレックの名で、コンパクトオンロードSUVのコンセプトカーを展示している。その市販モデルがいよいよ次のモーターショーでお披露目されるはずだ。コンセプトカーでは、1.2Lのハイブリッドと1Lターボが搭載可能とされていたが、そのパワートレーンも含めて、DNGAと呼ぶダイハツの新しい設計思想によるプラットフォームをベースに構築されるはず。新世代プラットフォームはまず2019年7月に発売される軽スペースワゴンの新型タントでデビューして、より上級のA/Bセグメントの小型車にも発展していく予定。DNトレックに続いて次期パッソ/ブーンにも使われて、ダイハツとトヨタの世界戦略のベースを支える。もちろんDNトレックはビーゴと同様にトヨタへもOEM供給されるはず。車名は現在のところ不明だが、ビーゴ/ラッシュを継承する可能性もある。なかなかスタイリッシュだったDNトレックのイメージが市販モデルにもうまく継承されれば、使いやすいサイズのSUVとして注目を集めそう。クロスビーとともに、ありそうで意外とないマイクロオンロードSUVとして、世界への展開も期待したいところだ。


トヨタ・ラッシュ


ダイハツ・ビーゴ



関連情報


ボディタイプ:SUV・クロカン