セコムのグループ企業でコールセンター・バックオフィスの構築・運営を行うTMJは6月27日、同社の中国現地子会社である益峰客戸関係管理(上海)有限公司(以下、VCS)が、中国国内にてRPAの総合コンサルティング・ソリューションを提供する鵬鰲企業管理諮詢有限公司(以下、鵬鰲)と販売代理店契約を締結したことを発表した。これによりVCSは、中国国内におけるRPAの導入・運用ソリューションサービスの提供を開始し、今後の強化を図る。

  • 鵬鰲のRPAソリューション

    鵬鰲のRPAソリューション

VCSは、鵬鰲とのリセラー契約によりRPAの提供体制を強化する。旺盛な企業ニーズに合わせ、新規クライアントへの提案・提供を推進するほか、大手企業を中心とした既存クライアントへの提供を通じ、クライアントの事業貢献にさらに寄与していくことを目指すという。

鵬鰲は、中国において独自に「ホワイトカラーロボット」を提唱し、単なるRPAだけではなく、ホワイトカラーの仕事そのものの代替に向け、RPAツールの導入はもちろん、オリジナル製品やスマートハードウェアまで、業務自動化に向けたトータルソリューションを提供している。

同社は、企業のビジョンやポリシーなどを深く理解したうえで、最適な業務オペレーション構築、自動化ソリューション導入、運用改善を行うという。自動化ソリューションを提供するだけではなく、導入後の定着・活用で企業変革を支える姿勢が高く評価され、中国において多数の導入実績を誇るということだ。