オリエンタルランドは6月26日、同社が運営するテーマパーク内で撮影した写真データの一部について、本人以外の利用者に閲覧されたことが判明したと発表した。

本人以外が閲覧できる状態にあった写真データは、6月7日から6月24日まで東京ディズニーリゾート内でキャストからフォトキーカード(「東京ディズニーリゾート・オンラインフォト」を利用する際に必要なカード)7438枚の写真データ。

  • 「フォトキーカード」

7438枚のフォト―カードのうち、1549枚のフォトキーカードの写真データが本人以外によって閲覧されたことを確認したという。1549枚ののうち、321枚のフォトキーカードから写真データが購入されたが、同社で把握している限り、本人以外の写真が購入されたことは確認されていないという。

フォトキーカードには、パーク内で撮影した写真データにアクセスするための16桁のアクセスナンバーが記載されているが、そのナンバーはユニークなものとなっている。

しかし、今回、誤って同じアクセスナンバーが印刷されたフォトキーカードが作成されたことで、重複したアクセスナンバーのフォトキーカードで最初に「東京ディズニーリゾート・オンラインフォト」へログインした人が、本人以外のもう一方の利用者の写真を閲覧できる状態にあった。

6月7日から6月21日に配布したフォトキーカードのアクセスナンバーと重複したアクセスナンバーのフォトキーカードは、6月22日から6月24日まで配布していたため、フォトキーカード2枚分の写真が閲覧できる状態にあった期間は6月22日から6月24日の間だった。

7438枚のフォトキーカードで閲覧できる写真データは、6月24日時点で閲覧できない状態となっている。