17日に最終回を迎えた俳優・窪田正孝主演のフジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の特別編が、次週24日(21:00~22:48)に放送されることが決まった。

  • 『ラジエーションハウス』に出演する本田翼(左)と窪田正孝

放射線科に身を置く縁の下のヒーローたちが、患者が苦しむ病の根源を突き止めていく同ドラマ。17日放送の最終回では、杏(本田翼)ができなかった父・正一(佐戸井けん太)の治療を、技師である唯織(窪田)が行った結果、医師法違反の騒ぎとなり、唯織は甘春総合病院を去ることになった…。

この最終回の本編終了後、特別編の放送を発表。『ラジエーションハウス特別編~旅立ち~』と題し、新撮シーンを加えて2時間にわたり放送される。

特別編では、唯織が杏との“新しい約束"を胸に、ラジエーションハウスの仲間たちに別れを告げてアメリカへと旅立った。その機内で1枚の写真を見ていた唯織は、不意に背後から「いい写真だね」と声をかけられる。その声の主は、世界的な写真家の菊島亨だった。以前、唯織は、頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島が寄生虫に侵されていたことを突き止めていた。菊島はサンフランシスコ経由でアラスカに向かい、流星群を撮影する予定だという。

同じ頃、甘春総合病院には高校球児の平山良平(前田旺志郎)がやってくる。右ひじの痛みを訴える良平のレントゲン検査を始める小野寺(遠藤憲一)。一方、良平が将来を有望視されている投手だと知った軒下(浜野謙太)は、裕乃(広瀬アリス)にサインをもらってくるよう命じ…。

菊島は、唯織が意中の人に告白できないまま、また離れ離れになると知ってあわれみの目を向ける。そんな矢先、機内で外国人男性が突然苦しみだした。アナウンスで医療関係者を探すCAの鶴田夏葉(須藤理彩)や内田彩(東加奈子)たち。すると、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守が男性の元へと駆け寄った。しかし男性は、発作を起こしていて黒川の質問にも答えられず…。その様子をつぶさに観察していた唯織は、男性の腹部に発赤があることに気づくが…。