小型テレビの選び方とおすすめ5選【AV評論家に取材】

【この記事のエキスパート】

オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家:折原 一也

オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家:折原 一也

オーディオ&ビジュアル専門誌『AV REVIEW』『プレミアムヘッドホンガイドマガジン』や、モノ雑誌『家電批評』『MONOQLO』『GoodsPress』『MonoMax』『DIME』『日経トレンディ』等、Webでは『Phileweb』『日経トレンディネット』『価格.comマガジン』『@DIME』『&GP』等の媒体で、レビュー、解説で活躍する1979年生まれの若手評論家。

日々、新製品発表会や欧米のIT・家電関連イベントを取材しデジタル家電のトレンドにも精通。

高価なハイエンドの機器だけでなく、格安・コスパ志向、ライフスタイル志向の製品までもカバー。

AV家電製品の取材歴が長い事もあり、製品はスペックで判断するだけでなく、実機に触れてクオリティをチェックした上でのレコメンドを心がけている。2009年より音元出版主催のオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員。


リーズナブルな価格で購入できる小型テレビは、ポータブルタイプをはじめ、多くのメーカーからさまざまな製品が発売されています。では小型テレビ購入の際には、どのような点に注目すればよいのでしょうか? こちらの記事ではオーディオ&ビジュアル評論家の折原一也さんに取材をし、小型テレビの選び方とおすすめ5選を紹介します。ぜひ参考にしてください。

小型テレビの選び方|オーディオ&ビジュアル評論家の折原一也さんに聞く

オーディオ&ビジュアル評論家の折原一也さんに、小型テレビを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

部屋の広さと設置場所、画面サイズを考えて選ぶ

【エキスパートのコメント】

テレビを購入する際に最初に考えるのは設置場所と画面サイズでしょう。最近はテレビの大型化が進んでいますが、小型テレビを購入するとすれば最小サイズの19V型くらいから、比較的画面サイズが大きい32V型くらいまでのサイズが選ばれることが多いでしょう。

ちなみに、これらテレビの設置に必要な横幅は、19V型で44cm程度、24V型で57cm程度、32V型で74cm程度です。ご自身のお部屋の広さや置き場所のスペースを考え、テレビの大きさを決めましょう。

画質にこだわらなくても視野角は要チェック

【エキスパートのコメント】

小型テレビを購入する際に、あまり画質にこだわらない人でも視野角はチェックしておきたい性能です。

視野角とは、正面ではなく上下左右にずれた位置からテレビを見るとき、大きく色調が変化したり画面の明るさが減じたりせず、正常に見える角度のことをいいます。

小型テレビはその画面に映る映像を、斜めの角度で眺めることが多く、その場合には画面全体が白っぽく見えたり、画面の色が大きく変化して見えることがあります。これは視野角の小さいテレビ特有の現象で、視野角178度以上あれば、それほど気にならないでしょう。

従って、製品スペックでこれが確認できる場合は確認しましょう。製品スペックで確認できない場合には、店頭などで購入予定機を斜め水平方向から眺め、画面の色具合を確かめてみるのがおすすめです。

なお、購入予定機がIPSパネル搭載品であるのなら、視野角を心配する必要はありません。IPSパネル搭載品は、どの角度から画面を見ても色の変化がほとんどないためです。

実は重要なテレビの音質

【エキスパートのコメント】

小型テレビで意外と落とし穴になるのが音質です。画面が小さくて画質にこだわりがなくても、あまりに音質が悪いとテレビの声が聞き取りづらくなってしまいます。音質を表す液晶テレビのスペックは音声の実用最大出力(W)の数字で、6W以上が最低ラインの目安です。

可能であれば、音質は家電量販店の店頭で実際にチェックしてみましょう。ネット通販で購入する際には口コミをチェックして、「テレビの音声がこもっている」「聞き取りづらい」などマイナスに書かれている製品は避けた方が無難です。

オリオン電機『極音 RN-32SH10』:

出典:Amazon

メーカーが全力投球して生まれた高音質な製品。オーディオエンジニアが参加して設計された前向きのスピーカーは、すべてが桁違いのできのよさです。

自分にとって必要な機能を考え、小型テレビを選ぶ

【エキスパートのコメント】

最近の小型テレビはほとんどの機種が外づけHDDを増設することで番組録画が可能ですが、搭載しているチューナーの数は通常ひとつですので、これではテレビ視聴中にその裏番組を録画することはできません。ひとつ目の内蔵チューナーを録画に使用していると、視聴するチャンネルも固定されてしまうためです。

テレビ放送を視聴しながら裏番組を録画するためには、その小型テレビがチューナーをもうひとつ備えていることが必要です。

したがって、テレビの購入にあたっては内蔵チューナーの数もチェックポイントといえます。また、一部の高機能の機種では「YouTube」や「Netflix」といったインターネットの映像配信に対応した機種もあるので、チェックしてみましょう。

ソニー『BRAVIA KJ-32W730E』:

出典:Amazon

32V型で貴重なフルHD対応モデル! Wi-Fi内蔵で、「YouTube」や「Netflix」も楽しめます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)