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【この記事のエキスパート】
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®:SAM

アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®:SAM

キャンプブロガー、アウトドアライター、一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター・講師、星のソムリエ®(星空案内人®)JAXA宇宙教育リーダー、光学機器メーカーマーケティングディレクター。

アウトドア誌、WEBマガジン、企業広報誌、新聞などへの取材協力・執筆活動、CMコーディネートを行っている傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のWEBサイト「 Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」(2001年開設)並びにブログ「SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !」(2004年開設)を運営。

サイトは通算700万人以上に利用され、ブログ投稿数は5000記事を超える。

同時に、星のソムリエ®として全国のキャンプ場や観光施設等にて夜の魅力と星空の楽しみを広めている。


設営が簡単でソロからファミリーキャンプまで幅広く使えるドームテント。この記事では、ドームテントの選び方の説明とおすすめ商品を厳選!コールマンやスノーピークをはじめ、ソロ用の小型からグランピング用の大型、コスパの良いものまで幅広く紹介します。

ドームテントの選び方

それでは、ドームテントの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】実用性
【2】「人数×70cm以上」のサイズの製品
【3】キャンプレベルによってポールの本数
【4】居住性
【5】テントの用途

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】実用性をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

歴史があり、今でも毎年新しいモデルが登場するドーム型は、テントの基本形といえます。その魅力は、ポールをしならせ側面を垂直に近く立ちあげることで確保できる室内の居住性、クロスするポールが四方にかたよりなく力をかけるために得られる耐風性です。

一方、標準的なデザインすぎるゆえに周囲のテントと差別化しにくいこともあって、個性派キャンパーは敬遠しがち。ドームテントを選ぶことは、ある程度実用性に重きを置いた選択といえるかもしれません。とはいえ魅力も多いタイプのテントですので、自分の使い方にマッチしたものを探してみましょう。

【2】「人数×70cm以上」のサイズの製品をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ドームテントを選ぶ前提として最初に考えるのは居住人数(家族構成)です。それによって適正なサイズが変わってきます。

たとえば、大人×2、子ども×2の家族構成であれば少なくとも250×250cmの床面積、余裕をもって300×300cm、子どもがひとりなら200×200cm以上と、ひとり当たり幅60cm~70cmで換算していくと適正な面積がみつけやすいです。

わたしの経験からいえば、ひとり当たり幅70cm以上を確保していればまず快適に過ごせると考えます。

【3】キャンプレベルによってポールの本数をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ドームテントでとくに広く普及している構造は、2本のポールを交差して立ちあげ、そこに前室用のポールを1本増やす3本構成のもの。それよりも多くのポールを使用するものは、さらに居住性や耐風性を高めた上級モデルに多くみられます。

ポールの本数が多くなれば、設営や撤収の難易度はどうしても上がってしまいます。1泊2日からはじめるビギナーは本数少なめの前者、レジャーシーズンの長期宿泊を考える中級者以上は、本数の多い後者を選択していくとよいでしょう。

【4】居住性をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

多くのテントは、ポールで立ちあげた居住スペースの「インナーテント」、風雨や冷気、日光などの気象条件からインナーテントを守る「フライシート」で構成されています。

インナーテントには、スリーブにポールを挿し込んで立ちあげる「スリーブ型」と、ポールを先に立ちあげてフックでインナーテントを吊るす「吊り下げ型」の2つの形式のものがあります。

吊り下げ型は設営・撤収がラクで早いという利点がありますが、スリーブ型に比べ天井が低く、やや居住性が悪くなるというデメリットもあります。スタートとしてはスリーブ型の選択がいいかもしれません。

【5】テントの用途をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ドームテントの多くは「前室」を備えています。前室はテントの玄関であり、靴を脱ぎ履きしたり、荷物を置くためのユーティリティスペースとして活用することができるので、テントの満足度を左右する重要なポイント。

さらには、前室自体が広いリビングスペースになるモデルもあり、居住性の高さで人気があります。前室の間取りや設営するときの形式など、購入する前にしっかりと確かめておきましょう。

アンケート結果からみるテント選びのポイント

ここからは、マイナビおすすめナビが独自に調査した「利用しているテントに関するアンケート」のうち、有効回答数282人のアンケート結果を参考に、ユーザーが利用しているテントの種類や、選び方のポイントを紹介します。

特にドームテントは圧倒的な人気!ぜひチェックしてみてください。

ソロキャンプ編

まずはソロキャンプ編です。ソロキャンパーはどのような点に着目しテントを選んでいるのでしょうか。

使用しているテントの種類は?

1位は「ドームテント」の44.6%。ついで「ソロテント」が23.1%、「ワンタッチテント」が13.8%という結果に。

テントのメーカーは?

1位は「モンベル」の26.2%。ついでその他を除き「スノーピーク」が12.3%、「ロゴス」が12.3%という結果に。なお、モンベルでは「クロノスドーム1/2」、スノーピークでは「ファル Pro.air 2/3」、ロゴスでは「ROSY ツーリングドーム」といったテントを回答するユーザーもいました。

※テント名は自由記述のため一部抜粋

選ぶ際に重要視したポイントは?(複数回答)

1位は「軽量性」の41.5%。ついで「ブランド」と「価格の安さ」が40.0%という結果に。

【エキスパートのコメント】

考察:ソロキャンパーにはドームテントが圧倒的人気

結果を見る限りやはりドームテントがソロキャンパーには人気のようです。個人的にはコールマンの「ツーリングドームST」あたりが上位に食い込んでくるかと思いましたが、そこはモンベル強し!「軽量性」をもっとも重視しているというのも、ソロキャンプを考えれば納得です。

ファミリーキャンプ編

次にファミリーキャンプ編です。ファミリーキャンパーはどのような点に着目しテントを選んでいるのでしょうか。

使用しているテントの種類は?

1位は「ドームテント」の49.2%。ついで「ワンタッチテント」が20.5%、「ツールームテント」が8.3%という結果に。ソロキャンプ編に続きファミリーキャンプでもドームテントが圧倒的な支持を得ています。

テントのメーカーは?

1位は「コールマン」の32.6%。ついで「スノーピーク」が15.9%、「モンベル」が15.2%という結果に。なお、コールマンでは「タフワイドドームV/300」、スノーピークでは「アメニティドーム M」、モンベルでは「クロノスドーム4」といったテントを回答するユーザーもいました。

※テント名は自由記述のため一部抜粋

選ぶ際に重要視したポイントは?(複数回答)

1位は「利用人数」の51.5%。ついで「居住空間の広さ」44.7%、「軽量性」と「設営・撤収のしやすさ」が40.2%という結果に。

【エキスパートのコメント】

考察:ファミリーにもドームテントは人気

ドームテントはファミリー層からも高い人気を得ています。また、コールマンやスノーピークが強いのも、キャンプ場の光景を見れば一目瞭然という結果でしたね。とくに、コールマン「タフワイドドームV/300」あたりは居住空間の広さや設営のしやすさ、リーズナブルなお値段という観点からも、ファミリーキャンパーにおすすめかもしれません。

ドームテントの人気メーカー・ブランド

ここでは、ドームテントの人気メーカー・ブランドの一部を紹介します。

Coleman(コールマン)

出典:Amazon

コールマンのテントは、初心者から上級者まで対応した豊富な種類と安い価格帯が魅力。簡単設営モデルや耐水性・遮光性など機能性にすぐれたハイスペックモデルなどシリーズごとにラインナップされているため、目的に合わせた商品を選びやすいメリットがあります。

とくに、「ツーリングドーム」「タフワイドドーム」はコールマンの中でも売れ筋の人気モデル。日光を90%以上ブロックする「ダークルームテクノロジー」も魅力です。

snow peak(スノーピーク)

出典:Amazon

スノーピークは日本のメーカーです。デザイン性がとてもよく、ベージュやアイボリーなどの落ち着いたカラーのテントが、大自然のなかでとてもよく映え人気です。

ソロキャンプの愛好家も、ファミリーで楽しむ方も、スノーピークの豊富なキャンプ用品のラインナップから、キャンプライフに合ったものを選べます。「スノーピーカー」というワードがあるぐらい、キャンプ愛好家のなかでたくさんのファンがいるメーカーです。

「エントリーライン」「スタンダードライン」「プロライン」といった、初心者から上級者まで満足のいくシリーズが魅力です。

ogawa(オガワ)

出典:Amazon

オガワのテントは、創業100年以上に渡る伝統と信頼性が評価され、アウトドア愛好家からの支持を集めるブランドの一つです。「小川張り」というテントとタープの張り方はキャンパーのなかでもとても有名です。

伝統を感じさせるクラシカルなデザインが好まれてるブランドですが、最近ではモダンな機能性のあるラインナップも増え、登山やバックパッキング、ファミリーキャンプなど、様々な用途に対応し新たなファンを集めています。

とくにオガワのロングセラーである「ステイシーST-II」は、ソロキャンパーから絶大な人気を誇るドームテントです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)