ヨガをしている人に痩せている人が多いけれど、本当にヨガは痩せるのか? ダイエットになるのか?

◆ヨガは痩せます! なぜヨガで綺麗になる?
「ヨガ始めてみようかな?」と思っているあなた、実は一番気になるのは、「本当にヨガは痩せるのか?」ではないでしょうか。

ヨガを始める理由が、「痩せたい」とか「綺麗になりたい」とか、外見重視だとしても悪いことではありません。女性にとって綺麗でいることはとても重要。どんどん外見を磨いていきましょう!

さて、そこでヨガは痩せるのか否か? 答えはシンプル、「痩せます」。もっといえば、体の内側から輝くような美しさを手に入れることも期待できます。

ヨガは、呼吸を深めながら動くので、有酸素運動効果として体脂肪が消費されやすくなります。続けることで全身の無駄肉がスッキリ。これに加え、各部位に効くポーズを取って、筋肉を刺激させていく無酸素運動効果も期待できます。

要は、インナーマッスル、アウターマッスルがバランスよく鍛えられ、メリハリが効いた女性らしい、しなやかなボディラインに近づきます。もう1点のプラスポイントは内側から輝く美しさ。意識的に吐く息を長くすることで、毛細血管が広がり、内臓、手足の先まで血液が流れ、皮膚表面に栄養がくまなく行きわたり、美容のあらゆる点においてプラス効果が期待されるのです。

いかがですか? ヨガを習慣にしている人たちが美しいのも、納得できますよね。ここでは体の裏側を引き締めるポーズと心を落ち着けるメディテーション(瞑想)をご紹介しますので、ヨガで体と心の贅肉をそぎ落としてみませんか?

◆ヴャーグラアーサナ(トラのポーズ):太もも、ふくらはぎを引き締める
このポーズは、気になるお尻、太もも、ふくらはぎを引き締めるのに絶大な効果があります。このポーズは、四つん這いの姿勢で楽にでき、お腹に負担がかかりません。効果としては、腰をしなやかにし、脚の筋力もつけます。また、肩コリ、背中のコリ、下半身のだるさを解消し、腹部をリラックスさせ、内臓を活性化させます。

■効果
ふくらはぎ・ヒップ太ももの引き締め効果は絶大です。足腰の疲れや解消や集中力もアップします。

■注意する点
・膝が痛むほどに伸ばさないこと
・背中が丸くならないようにしっかりと伸ばしておく
・肩に力が入らないよう、リラックスさせる

■やり方
◇1. 手首の真上に肩、腰の真下に膝がくるように床に四つん這いになります。膝が痛い人は、ブランケットやタオルなど敷きましょう。
動作1


◇ 2. 息を吸いながら、右足を天井方向に伸ばし、目線も天井に向けお腹側を伸ばします。この時、腰が反りすぎないように、右足を天井に押し上げるイメージで動作しましょう。
動作2

◇ 3. 息を吐きながら、右膝を曲げおでこと近づけるようにお腹をぎゅーっと丸め背中側を伸ばしましょう(妊婦さんは無理のない範囲で)。そのまま、ゆっくりと5回ほど繰り返し、反対側も同様に。
動作3

◆エカパーダ・ダニュラーサナ(片脚の弓のポーズ):美しいヒップラインに
このポーズは、一見簡単そうに見えますが、実は片膝でバランスを取りながら、さらに胸も開くというかなり複雑なポーズです。意識するのは、どこに体重をかけるのか?骨盤の向く方向は?目線をどこに向ければポーズが安定するのか?など、それぞれのポイントを調和させる必要があります。

最初はバランスが取れなくても気にしないで、じっくり自分の体に向き合ってみて下さい。自ずとバランスが取れる位置が分かり、ポーズが綺麗に取れるようになった時には、筋力もアップしているはずです。

■効果
お尻をほぐし、股関節周辺の可動域を広げます。背中、ヒップ、ハムストリングスの引締め効果大です。内臓を適度にマッサージし、悪い姿勢や不眠症、イライラや全身の疲れを解消する効果も期待出来ます。

■注意する点
・骨盤は床と平行にするイメージで、体が斜めに開かないように注意
・肩に力が入らないよう、リラックスさせる

■やり方
◇1. 手首の真上に肩、腰の真下に膝がくるように床に四つん這いになります。膝が痛い人は、ブランケットやタオルなど敷きましょう。
動作1

◇2. 右足を腰の高さに伸ばし、膝を曲げ、左手を前に伸ばします。この時、腰が反りすぎないように、お臍で腰を押すイメージでバランスを取りましょう。
動作

◇3. そのまま右膝を曲げ、左手で足首を取り数回呼吸を繰り返し、バランスを取ります。
動作3

◇4. さらに右踵をお尻から離し、左胸を引き上げ胸を開き、目線は斜め前におろします。そのまま10呼吸繰り返し、元の位置に戻ります。反対側も同様に動作しましょう。
動作4

◆心が落ち着く、メディテーション(瞑想)がおすすめ!
瞑想と聞くと、とても難しいような気がしますが、例えばお料理好きなあなたであれば、無心で千切りをしている時、もしくは編み物好きなあなたであれば、一気に前身ごろを編上げてしまう時など、人それぞれ意識していなくても「無心になる=瞑想習慣」を持っています。私たちの心は絶えず忙しく跳ねまわり、留まることがありません。この心の活動を一時的に止めるのが、瞑想なのです。

ですから、何かに没頭すると心が沈黙する=瞑想状態と思えば、そんなに難しく考えないですよね。

では、瞑想の効果は?といえば、心が沈黙すれば「今自分がするべきこと」が見えてくる、観察力や客観性が付きます。自分にとって今必要な物、いらない物、やるべきこと、やらなくていいこと。つまり、自分を知るための方法なのです。

ご紹介するのは、自分のお気に入りの場所に座って呼吸を聞くだけの方法です。最初は色々な雑念が浮かんできても、ガッカリしないで呼吸の数を数えてみましょう。徐々に心が落ち着いてくるのが感じられると思います。メディテーションのポイントは、焦らずゆっくり取り組むことです。

◆基本的なメディテーションの方法
■座り方
蓮華座、正座などで座ります。背骨がまっすぐ伸びるように、座り心地を安定させます。体が硬くて背骨が伸びないようであれば、お尻の下に座布団等を敷いてもOKですよ。

■時間帯
本来ならば早朝や夕暮れ時ですが、自分が取り組める時間でOKです。

■時間
最初は5分から10分を目安に。徐々に時間をのばしてみましょう。

■メディテーションアイテム
メディテーションを邪魔しない、音楽やお香、キャンドルなど。

いかがでしたか? ゆっくりじっくりとヨガに取り組んでみてはいかがでしょうか? 体だけではなく心にもじんわりと効いてくるはずです。

文=森 和世(エクササイズガイド)