選別の5GHz動作CPUが付属する水冷マザー

GIGABYTEの「Z390 Aorus Xtreme Waterforce 5G」は、水冷クーラーを搭載したZ390マザーボード「Z390 Aorus Xtreme Waterforce」に、CPUとして「Core i9-9900K」が付属するモデル。同梱のCPUは選別品とのことで、全コア5.1GHz動作することを全数検査で確認、BIOSの既定値として設定されているという。価格は198,500円前後。

  • GIGABYTEの「Z390 Aorus Xtreme Waterforce 5G」。水冷クーラーを搭載

  • 製品名の「5G」は、モバイル通信ではなく動作クロックを意味する

i9-9900Kのベースクロックは3.6GHzで、ブーストクロックは5.0GHz。Z390 Aorus Xtreme Waterforceの通常モデルは118,500円前後、i9-9900Kは63,000円前後で販売されているため、普通に買うよりも17,000円ほど割高にはなるものの、確実にオーバークロック動作するというのは大きなメリットだ。初心者にも安心かもしれない。

  • 通常モデルとの価格差はこちら(TSUKUMO eX.)。これをどう評価するか

Dr.MOSを10フェーズ搭載したZ390マザー

ASRockの「Z390 Phantom Gaming 7」は、最近のモデルとしては珍しく、Dr.MOSを搭載しているZ390マザーボード。電源フェーズ数は、既存モデルの「6」より下がっている(12→10)ものの、高効率で50A対応のDr.MOSを各フェーズに採用したことで、電源周りの性能は強化されていると言えるだろう。価格は28,000円前後。

  • ASRockの「Z390 Phantom Gaming 7」。基板のカラーはグレーが増えた印象

  • Dr.MOSについては、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店の説明が分かりやすい